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HERO (2007)

監督
鈴木雅之
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3.55 / 評価:2458件

解説

2001年にフジテレビ系列で放送され、同局歴代ナンバーワン大ヒットドラマとなった「HERO」の劇場版。初の映画版では、ある傷害致死事件をめぐる巨大な陰謀劇に、主人公の検事・久利生公平が立ち向かっていく。久利生役の木村拓哉、彼の事務官役の松たか子らレギュラーメンバーが再集結するほか、松本幸四郎、森田一義(タモリ)、イ・ビョンホンなど超豪華キャストが参戦。全シリーズを踏まえた映画オリジナルの展開に注目。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

東京地検城西支部に再び戻った久利生(木村拓哉)は、ある傷害致死事件の裁判を任されるが、容疑者が初公判で犯行を全面否認、無罪を主張したために思わぬ事態を迎えてしまう。被告側の弁護士・蒲生(松本幸四郎)は“刑事事件無罪獲得数日本一”の超ヤリ手。さらに事件の背後には、大物政治家の花岡練三郎(森田一義)が糸を引いていることを突き止める。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C)2007 フジテレビジョン・東宝・J-dream・FNS27社
(C)2007 フジテレビジョン・東宝・J-dream・FNS27社

「HERO」ツッコミどころはいっぱいだが、グッと来てしまう

 すっかり定着した連続ドラマの映画化だが、ドラマのスタートから6年のインターバルをおいた大ヒットシリーズの映画化は、イベントムービーの趣。ちょい役にまで豪華ゲストを揃えて話題性もたっぷりだが、城西支部の面々のドタバタ捜査をはじめ、ツッコミどころもいっぱい。

 でも、それでもグッと来てしまうのである。巨悪をめぐる思惑が渦巻くなか、事件に大小などないという信念のもと、担当する傷害致死事件の真相を追い続ける久利生の姿に。罪を犯した人間が、その罪の重さをわかっていなければ意味がないという久利生の言葉に。そして、この型破りな検事の真っ直ぐさが、そのまま木村拓哉という時代のアイコンと重なって見えることこそが、「HERO」シリーズの魅力。しかも、この“グッと来る感”は、確実にドラマから映画へとスケールアップしているのだ! それに素直に痺れることが出来るのは、この6年の間に木村が自分を消して下級武士になりきった「武士の一分」もあったから。続編を撮る場合は、笑いのなかにも検察のお仕事をリアルに描くことで、さらにグッと来させてくれることを期待。(杉谷伸子)

映画.com(外部リンク)

2007年8月30日 更新

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