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フランシスコの2人の息子 (2005)

2 FILHOS DE FRANCISCO - A HISTO'RIA DE ZEZE' DI CAMARGO & LUCIANO/TWO SONS OF FRANCISCO

監督
ブレノ・シウヴェイラ
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3.86 / 評価:102件

どこへ行ってもいつも一緒に

  • パリは恋人 さん
  • 2007年11月8日 0時32分
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

フランシスコは貧しい地方の小作農。畑仕事の合間にラジオで音楽を聴くのが何よりの楽しみ。
愛妻との間に次々と子供が生まれていくが、生活はちっとも楽にはならない。
こんな生活を子供にまでさせたくないと思った彼は、自分の好きな音楽の道を子供に歩ませようと、ありったけのものを売り払って息子にアコーディオンを買ってくる。

が、田舎にいては音楽で生活が楽になるわけもなく、一家は都会へ出てくる。
雨漏りのするスラム街の家に住み、フランシスコは工事現場で働くが、生活はますます困窮する。
そんな両親を見かねて、長男と次男は街頭に出て歌いだし、あっという間におひねりを稼ぎ出す。そこへ、エージェントという男が出て来て父親を説得し、兄弟デュオでドサ回りをするようになるが・・

前半の田舎での、貧乏ながら楽天的な子沢山の生活が、何ともユーモラスに展開されていき、「大変だなあ」と思いながら微笑ましく、こちらの気持ちまで暖かくなってくる。
楽天的で、音楽が大好きで、子供の将来を真剣に考えて、前向きに行動するフランシスコ役の俳優がいい。
そのひたむきさと、夢を信じる心、子供の幸せだけを願う生き方に心打たれずにはいられない。
そのフランシスコの子供をポコポコと産みつづけ(7人!)夫にしたがって我慢強く貧乏に耐えていく妻も、けなげというしかない。

思わぬ悲劇に見舞われながらも、最後には夢をつかみアルバムの売上が2000万を越えるまでに登りつめるのだ。
貧乏と家族愛という、日本の演歌にも通じる世界だけれど、大家族の絆と夢を信じつづけたフランシスコの信念が素直な感動をもたらしてくれる。

息子たちを歌手にさせようという熱意とステージパパぶりは、亀田父とも張り合えるくらい!
やはり男の子というのは、父に鍛えられて強く成長するものなのかもしれない。

ラストの、カマルゴ&ルシアーノの実際のコンサートで両親が登場し、涙で歌えなくなる場面では、もらい泣きをせずにはいられない。
兄弟のヒット曲の一つ、家を出て行く息子と母の思いを歌った歌には、グッとこみ上げるものがありました。

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物語
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