2007年3月10日公開

サン・ジャックへの道

SAINT-JACQUES... LA MECQUE

1122007年3月10日公開
サン・ジャックへの道
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

母親の遺産を相続するため、険悪な仲の3兄弟ピエール(アルチュス・ドゥ・パンゲルン)、クララ(ミュリエル・ロバン)、クロード(ジャン=ピエール・ダルッサン)は、聖地サンティアゴまでの巡礼路を一緒に歩くはめになる。アラブ系少年やワケありの女性など9人からなる一行は、さまざまな思いを胸に長い旅に出る……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(114件)

楽しい21.4%笑える19.6%コミカル14.7%泣ける11.3%切ない5.8%

  • mas********

    4.0

    心温まる作品

    8名の淡々歩き続ける姿を、後ろから応援するかのような素晴らしい自然に感動しました。8名の心が解きほぐす風景や風を感じます。巡礼とはそういうものなのですね

  • 山浦国見

    4.0

    遙か巡礼の旅

    星の旅人よりはコメディー寄りです。 タイトルは、世界遺産にもなっているサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路のフランス語「le chemin de Saint Jacques」の事です。 私もかつてヨーロッパを歩きました。但し巡礼路ではなく、イングランドのペナンウェイ450kmや、スイスから東ドイツへ、ですが。集団、または家族で、各一ヶ月。だからみていて懐かしかったですし、つらさも楽しさも実感できました。一瞬、ユースホステルも映りますし。 シュールでファンタジックな夢のシーンも面白いです。

  • dkf********

    4.0

    フランス版「旅は道連れ世は情け」

    若い頃バックパッカーだった自分にとってサンチャゴ・デ・コンポステラへの徒歩巡礼は生涯の夢だ。自分はクリスチャンでも何でもないが、死ぬまでに必ず行きたいと思っている。 そんな自分にとって本作のテーマはバッチリ。もう観る前から高評価は約束されたようなものだが、そういう贔屓は差し引いても、映画としても良質な人間ドラマで十分に満足できた。 登場する9人のキャラの個性的な描き分けが実に良い。いがみ合っていた3兄妹が黙々と聖地を目指すうちに心を通わせていくエピソードにコリーヌ・セロー監督の上手さが光る。まさに旅は道連れ世は情け、人生は皆が支え合って成り立っていることをじんわりと味わえる脚本の出来が秀逸だ。 この作品の兄妹のように、徒歩巡礼には心身が浄化され、人の心や人生観まで変えてしまうスピリチュアルな効果があると思う。言い替えればそれは自分自身と向き合う旅。苦難を乗り越えて1500キロを歩き通し、聖地に辿り着いた先にいったい何があるのか、それを見つける経験を是非してみたい。 さあ、スマホを置いて、バックパックを背負って旅に出よう!

  • hor********

    3.0

    美しい風景がすばらしい

    非のうちようがない人間などいない。ましてや家族まで含めたら。 寛容になりましょうという映画なのかな。 しかし、奴はひどい。 自分の荷物を持たずに参加する者にまで寛容にはなれない。 まだまだ修業が足りないのかな、自分は。 女学生の参加者の区別がつきにくい。顔立ちも髪色も同じだし。身長が違うだけ。別個に登場するとわからなくなる。

  • 一人旅

    5.0

    ル・ピュイ~サンティアゴ、巡礼の旅

    コリーヌ・セロー監督作。 キリスト教の聖地を目指して旅する9人の巡礼者の交流を描いたロードムービー。 『赤ちゃんに乾杯!』(1985)『女はみんな生きている』(2001)の女流監督コリーヌ・セローによるロードムービーの秀作で、フランスのル・ピュイからピレネー山脈を越えてスペインにあるキリスト教の聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで徒歩で巡礼の旅に出た9人の巡礼者の冒険と交流の日々を、太陽の光が煌めく美しい自然風景や、大聖堂の絢爛豪華なキリスト教建築、巡礼者を泊める宿泊所と巡礼証明のために押印されるスタンプといったキリスト教巡礼路における独自文化が垣間見える描写の中に綴っています。 母親の遺言に従い渋々巡礼の旅に参加するハメになった三兄妹(アル中の妻が心配な会社社長の兄、信仰心が皆無で高校教師の妹、常に金欠で無職の弟)を始め、抗がん剤の副作用による坊主頭をコンプレックスに思う女性、失読症に悩むアラブ人など、それぞれに事情や悩みを抱えた9人の男女が聖地サンティアゴを目指し一緒に旅する中で、自身の人生を見つめ直し新たな未来へ向かってそれぞれが歩み始めていくまでのプロセスを描き出しています。仲が悪かった三兄妹は巡礼の旅を通じて少しずつ兄妹の絆を取り戻し、悩み多き他の仲間も決して楽ではない徒歩の旅を通じて困難に立ち向かう勇気と覚悟を磨いていく。美しい風景に辺り一面を囲まれた巡礼ロードムービーであると同時に、共に旅する9人の仲間の友情(+愛情)とそれぞれの精神的成長を描いた群像ヒューマンドラマとしても出色の出来です。巡礼者の悩みのタネが幻想的悪夢として映し出されるシーンも凄烈に印象的ですし、個性豊かな9人が織りなすコミカルな掛け合いが笑いを誘います。 ※本作の目的地サンティアゴはチリの首都サンティアゴ・デ・チレではなくスペイン北西端部に位置するサンティアゴ・デ・コンポステーラのこと。ローマ、エルサレムと並びキリスト教三大巡礼地の一つに数えられます。フランスからサンティアゴを目指すルートはいくつか存在するようですが、本作では「ル・ピュイの道」ルートを辿った巡礼旅が描かれます。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
サン・ジャックへの道

原題
SAINT-JACQUES... LA MECQUE

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日