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パッチギ! LOVE&PEACE
2007年5月19日公開

パッチギ! LOVE&PEACE

1272007年5月19日公開

yoshi

3.0

だめだね~

映画はあくまでフィクションだから、史実に基づいていないとか何とか言うのはナンセンスだが、この題材を選択した以上は、最大限の慎重さを持って臨まなければならなかったはずだ。 あまりにも片面的。井筒監督は、どうしてこんなに対立構図を描きたがるのか。被害者思想の塊である朝鮮の人の精神が乗り移ったとしか思えない。日本人倒して爽快!っていう韓国や中国の映画そのものだな。 とはいえ、この時代の日本人が、今よりだいぶ民度が低かったのは事実。色んな差別があったのも事実。物理的にも精神的にも先進国になった今の日本人としては、認めたくない過去だけど、それくらいは認めないとね。 ただ、そういう政治的視点を抜きにして、映画として見ても、共感できなかった。 まず、主人公を含めた人たちの行動が犯罪まがいのことばかりで共感できん。差別されてたからやむなくってか?それはどうよ。日本人じゃないから、差別されてるから、ルール守りませんっておかしいだろ。そこも映画では正当化されてる。さらに、主人公がひたすら感情的ですぐキレる。言動も行動も感情的で、絶対近づきたくないタイプだわ。医者に真実告げられただけでぶちきれて大騒ぎとか何事だよ。そんで子供の病気治らないのも朝鮮人差別にこじつけるし。差別されて爆発した感情を描きたかったのかもしれないけど、これじゃキレられた側が被害者だわ。理不尽極まりない。朝鮮人って、本当にこうやって火病るんだよってことが伝えたかったならまだしも、そうじゃないなら、完全に逆効果だよ。どんな映画でも、仮に主人公が悪人だとしても、主人公に共感できる部分がないと、映画として成り立たないんだよな~。 唯一、戦闘シーンや爆撃シーンは、日本映画にしてはクオリティー高かった。日本映画にしてはね。あと、俳優の演技も日本映画にしてはよかった。なので、純粋に映画の評価として☆3つ。

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