神の意志か、個人の意思か
- オーウェン さん
- 2013年6月11日 9時57分
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問題作とはなるほど。
紛争が今なお続くパレスチナを舞台に、神の意志によって自爆テロを決行する名誉を与えられた二人の親友。
良い悪いではなく行って当然な出来事として描かれている事に、大変なショックを受けた。要は日本で言えば神風特攻隊というとこだろう。
変わっていく心情に希望と絶望を感じ、肯定も否定もしない突き放した視線が論争の余地を残す。
タイトルの意味する所はラストでこそ明らかになる。
強烈な衝撃が音楽のないエンドロールに襲い掛かる。
劇場公開時に見たときに誰も席を立たなかったことがすごく印象的であり、良くも悪くも必見の映画であることは間違いありません。
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