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サンシャイン2057 (2007)

SUNSHINE

監督
ダニー・ボイル
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2.90 / 評価:651件

解説

『ザ・ビーチ』『28日後... 』の監督と脚本家を務めたダニー・ボイルとアレックス・ガーランドによるSFスリラー。太陽の崩壊で地球滅亡の危機にひんした近未来を舞台に、究極の任務に向う宇宙船クルーに襲いかかる予期せぬ事態を、最新のVFXを駆使して描く。『麦の穂をゆらす風』のキリアン・マーフィ、『SAYURI』のミシェル・ヨー、『ラスト サムライ』などで国際的な注目を集める真田広之ら豪華キャストの出演も話題を呼んでいる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

50年後の近未来、太陽の消滅により地球も滅亡の危機にさらされていた。人類最後の望みを託されたのは、宇宙船イカロス2号に搭乗した船長(真田広之)や物理学者のキャパ(キリアン・マーフィ)ら男女8人のエリートたち。彼らは可能な限り太陽に接近し、太陽を再生させるという究極の任務に挑もうとしていたが、想像を絶する異常事態に巻き込まれてゆく。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) 2007 TWENTIETH CENTURY FOX
(C) 2007 TWENTIETH CENTURY FOX

「サンシャイン2057」“普通じゃない”ボイル流SF

 時は2057年、宇宙船“イカロス2号”に乗り込んだ男女8人のチーム。彼らは消滅しつつある太陽の近くで、核装置を発射し、ふたたび太陽を活性化させる重要任務に就いていた。設定こそ16年前、観客の腰を抜かせたトンデモSF「クライシス2050」(もしくは「さよならジュピター」)に酷似しているが、ここにはジジイの孫探しのようなストーリーの破綻はない(もちろん、ユーミンの主題歌も流れない)。まぎれもなく、ダニー・ボイル最新作だ。

 その理由は、3度目となるアレックス・ガーランドとのコラボレーション。壮大な宇宙が舞台といえども、「ザ・ビーチ」でのタイの孤島や、「28日後…」でのロンドン市街のような閉鎖的な世界として描かれ、そこでサバイブする人間の姿をクールに、残酷に描く。「11人いる!」なミステリアスな展開に始まり、極限状態からの恐怖を体験するのは、世界各国から集められたキャスト。たとえば、真田広之演じる船長に、「エグゼクティブ・デシジョン」のスティーブン・セガールばりの名誉ある撤退をさせ、乗組員のミシェル・ヨーには植物のケアばかりさせるといった、意外な展開を用意(ちなみに、この2人「皇家戦士」以来、20年ぶりの共演!)。「2001年宇宙の旅」「惑星ソラリス」「エイリアン」など、名作SFに敬意を払いつつも、せつなく美しいラストにはキッチリとアンダーワールドのテクノを流し、ケミカルな余韻を残す。このように決して感動を強制しないあたりも、“普通じゃない”ボイル流SFであるといえる。(くれい響)

映画.com(外部リンク)

2007年4月5日 更新

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