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ファンタスティック・フォー:銀河の危機 (2007)

4: RISE OF THE SILVER SURFER/FANTASTIC FOUR: RISE OF THE SILVER SURFER

監督
ティム・ストーリー
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2.95 / 評価:853件

解説

宇宙放射線を浴びて超人となった4人組“ファンタスティック・フォー”が、地球のために戦う人気アメリカン・コミックの映画化第2弾。今回は、銀色のサーフボードを操る未知の生命体、シルバーサーファーが4人の前に現れる。監督は前作に続きティム・ストーリーが担当。ファンタスティック・フォーを『キング・アーサー』のヨアン・グリフィズ、『シン・シティ』のジェシカ・アルバらが演じる。CGIによる新キャラクター、シルバーサーファーなど、驚異の映像に注目だ。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

日本では駿河湾が凍結し、エジプトでは雪が降り、ロサンゼルスでは大停電が起こる怪現象が発生。そんな中、今や全米の有名人となったファンタスティック・フォーのリード(ヨアン・グリフィズ)とスー(ジェシカ・アルバ)は結婚式を挙げることに。しかし、挙式当日、彼らの前に銀色のサーフボードを操る未知の生命体が現れる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

TM & (C) 2007 Fox and its related entities. All rights reserved.
TM & (C) 2007 Fox and its related entities. All rights reserved.

「ファンタスティック・フォー/銀河の危機」シルバーサーファーには流線形の美学が必要なのだ

 星々の白い光が点在する広大な宇宙空間、その中を自在に飛翔するのは、サーフボードに乗った銀の裸身、シルバーサーファー。このスペースエイジでサイケデリックなビジュアルイメージが、このキャラの真髄。コミック初出は66年。アポロ計画の非公式1号打ち上げの年、ピンク・フロイドのファースト・アルバム「夜明けの口笛吹き」リリースの前年に、時代の空気をたっぷり吸って誕生したのが彼なのだ。74年のジョン・カーペンター監督作「ダーク・スター」の宇宙空間でサーフィンする乗組員も彼のファンに違いない。

 その銀色の肌はすでに「ターミネーター2」の前例もあり心配無用。骨格はコーカソイドが基本で、声はアフリカン・アメリカンのローレンス・フィッシュバーンという、人種を超越した設計も彼の銀色の肌に相応しい。

 惜しいのは動きの演出。ここでティム・ストーリー監督が最優先したのは「速度」だと思われる。確かに速い。そして観客がまず求めるのは速度だという判断もおそらく正しい。だが、速度を最優先したとき、その運動は直線となり、サーフィン特有の宇宙の法則に寄り添う優美な運動曲線は失われてしまうのだ。それが残念。サーフボードの形と同じ流線形の美学が必要なのだ、このキャラには。(平沢薫)

映画.com(外部リンク)

2007年9月13日 更新

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