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ハーフネルソン (2006)

HALF NELSON

監督
ライアン・フレック
  • みたいムービー 551
  • みたログ 422

3.18 / 評価:215件

自分にはすごく刺さった映画だった

  • gun******** さん
  • 2020年8月31日 12時34分
  • 閲覧数 216
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

アマプラ見放題が終了すると知って駆け込み鑑賞。

個人的には★5つけたいけど他のレビューの通り退屈さを感じる映画でもあるので−★1。

見終わった直後の率直な感想は、「退屈に感じる部分もあったけど、爽やかで不思議な感じのする映画で、なんかすごく好きだな」って感じ。

好きの理由を探るために、一つ一つの出来事を振り返って自分なりに考察するのに8時間もかかってしまった。

優秀な歴史教師であり麻薬中毒者でもあるダンの周囲には「ヤクをやめろ」とわかりきったお説教をする人はいるものの、ダンの話に耳を傾けたり、黙ってそばにいてくれる人が一人もいなかった。ドレイが現れるまでは。

「自分が兄のように悪の道(ヤクの売人)に進んでしまうのでは」と不安を感じていたドレイも、クライマックスでのある状況下で、自分が今していることがダンのような善人にどのような影響を与えているのかを実感し、決断をする。

ピエール瀧がコカインで逮捕されたときに、石野卓球が彼の元を訪れ、笑顔で撮ったツーショットをTwitterにアップしたときに、麻薬中毒者のリハビリ施設で働く関係者らしき人が「こんなふうに近くで寄り添ってくれる身内がいてくれることが、リハビリ患者にとっての一番の励みになるんだ」ということをつぶやいていたのを思い出した。

ラストのダンの姿と部屋の中は、これまでとは一変してこざっぱりしており、ささやかすぎる表現だけれど、ダンはもう大丈夫って思える演出でよかった。

終始、一つ一つの出来事が意味するものを丁寧に解釈しなければいけないある種面倒な作りになっていて、万人受けする娯楽作品ではないのは事実だし、ところどころ歴史に関する演出をはさんだ意図はまだよくわかってないけれど、「誰かを変えたいなら、説教することよりも、黙って寄り添い相手の話に耳を傾けることが大事なこともある」というメッセージが伝わってきて、自分にはとってはすごく大切な一本となった映画でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 知的
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