ここから本文です

ハーフネルソン (2006)

HALF NELSON

監督
ライアン・フレック
  • みたいムービー 551
  • みたログ 422

3.18 / 評価:215件

最も胸を突く悲しいシーン

  • dai******** さん
  • 2021年1月7日 22時15分
  • 閲覧数 211
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ドラッグパーティの狂騒の中にダンの姿を見つけたドレイ。
堕落の果てにヤクと引き替えにハシタ金を差し出すダン。
この時の二人の心情を思うと胸が張り裂けそうになる。

麻薬の売人の世界を知っている少女ドレイ、自分もその世界から離れたいと葛藤しているからこそ、
麻薬に溺れて苦しむ教師ダンを他人ごととは思えず、あれこれと手を差し伸べるのだろう。
親子ほどとは言えないまでも年の違う教師と生徒の間柄なのに、ダンにとってドレイはまるで頼もしい姉のようだった。

ヤク中を擁護するつもりは毛頭ないが、しかしダンは心の荒廃に病む現代社会の人間の姿そのものだと思う。孤独と虚無は絶望的に心を突き抜き底知れない闇に苛まれるダン。頬をつたわって落ちる彼の涙から、えぐられるような痛みと悲しみが伝わってくる。

彼がヤク中から抜け出せたかどうかはわからない。だからこそリアルな描写だ。簡単には立ち直ることが難しい厳しいのが現実だ、きっと。

ラストで、カウチに腰をかけてドレイとまた顔を合わせられた時、
二人は(もう中毒者と売人ではなく)また友達に戻れたのだろう。

終始、疲れてやつれたドラッグ中毒者をみごとに表現していたライアン・ゴズリングは、
さいごに髪を整えヒゲを剃ったルックスでようやくイケメン見参、ほんのちょっと「ラ・ラ・ランド」に近づいたかな?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ