ここから本文です

アフター・ウェディング (2006)

EFTER BRYLLUPPET/AFTER THE WEDDING

監督
スザンネ・ビア
  • みたいムービー 305
  • みたログ 432

4.13 / 評価:143件

甘いがそれだけではない物語

  • off***** さん
  • 2017年3月2日 1時03分
  • 閲覧数 871
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

完全ネタバレあり

マッツ・ミケルセン見たさに鑑賞したが、後半は完全に現夫に食われていた。いや、それゆえミケルセンほどの存在感が無ければ、この映画は成功しなかったかも知れない。

ラブコメディのようなタイトルだが、内容はさにあらず、ヒューマンドラマ、それも砂糖菓子のように甘いものだった。
その甘さを実現できるのも、やはり金の力、と、若干のクエスチョンマークが脳裏に浮かび始めたとき、物語はどこにも着地せずに終わる。そこがまた現実の苦さでもあり、この映画の優れているところだろう。

現夫の人格の素晴らしさは、誰もが首肯するところだろうし、凡百のドラマなら、デンマークだけで話は完結してしまう。

しかし、この映画は、オープニングはインドで始まり、ラストもまたインドで〆る。

容赦のない貧困の中の逞しい生活風景に立ち戻ると、あの素晴らしい人格者の行動が、金に余裕のあるものの1つの自己満足とも取れてしまう。

ラストに映ったインド人達の一握りにも、あのような「贅沢な」選択は持ち得ないだろう。

といって、彼の行動が否定されるべきものではない。まるでファンタジーのようにみえる行動も、自らの命がかかっているだけに真剣で誠実なのだ。

ただ甘いだけではない、複雑で多層的な人生の切り取り方を見せてくれた作品だったと思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ