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デイズ・オブ・グローリー (2006)

INDIGENES/DAYS OF GLORY

監督
ラシッド・ブシャール
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3.54 / 評価:37件

自分も殺されるという前提で戦争を論じたい

アルザス解放作戦での「小さな」戦闘が印象的。
自由フランス軍に属する主人公たちは、小さな村を守るが、ドイツ軍の小部隊が攻撃してくる。互いに機銃やピストルで殺し合って、生き残るのはわずか。

戦争の、現場が認識できました。重要な目的があったとしても、祖国を解放する正義の戦争であっても、死んだり負傷するのは、とてもつらい。上記の場面は、『ハクソー・リッジ』のような乱戦ではなく、『遠すぎた橋』の途中に出てくるある程度戦って降伏するルールでもなく、戦車戦でもなく、ドイツ側、フランス側が互いに1人ずつ狙い撃ちして殺されるので、よけい戦争の残酷さが伝わってきます。

(その正反対が、現代日本の恥ずべきアニメ『ガールズ・パンツァー』)

この「植民地部隊」の移動に沿って、イタリア、南フランスの1944年の戦況や、マルセイユでフランス女性から受ける歓迎のキスなども、見ることができます。

宣伝文句には、
 「見たことがない祖国のために戦った人々」
 「忘れられた英雄たちの真実のストーリー」
などとあります。

つまり、この映画の特別な視点は、北アフリカのフランス植民地から戦争に参加した人々(さらにフランス系、アフリカ系に分かれるらしい)の功績と、にもかかわらず受ける差別です。ナチスドイツからフランスが歓喜に包まれて解放されてから、約60年を記念して(?)作られた作品ではあるが、フランス国内での民族間序列というのは、現代につながっている問題でしょう。(もちろん、日本を含む多くの国に存在する。)

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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