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グッド・シェパード (2006)

THE GOOD SHEPHERD

監督
ロバート・デ・ニーロ
  • みたいムービー 733
  • みたログ 2,372

3.31 / 評価:683件

シェパード

  • bag***** さん
  • 2010年6月30日 2時28分
  • 閲覧数 215
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

デ・ニーロの狙いを全て汲むには確かにこの時代背景に対するある程度の予備知識と
映画を理解するとてもとても深い経験が必要だろうと思う。

予備知識も薄く私は若者なのでその時代に現実味を持つことは少し難しいもんです。
でも2時間40分位はあったっぽい長編は退屈ではなかったしエンドロールの暗い画面を見送って息を吐いた時
気持ちは満足していました。


エドワードの父は息子に語りかける、作り話をしたことは?
嘘は。嘘は友達に嫌われてしまうね。信頼をなくす。 安全も。
父は自殺し手に握られていた遺書をエドワードは長く、開くことができないでいた。

ある男は信じられる友人がいないことは恐怖だねと言って、
ある男は残念ながら私にはそんな存在いないと言った、
そしてある男は抜け目ない眼差しで親愛なる友よと呼びかける。

人生の厚い老齢な紳士たちは口々に言うから。
誰も信じてはいけない、信じられる者などいないと。


ヘイズはエドワードの父は海軍長官になるはずだったんだよと呟く。
ただその忠誠心を疑われてしまった…
まだ若かったころ、スカル&ボーンズの地下の間で不敵に笑って君は違うよな、と言った。
友ともはっきり呼べないヘイズとの関係は物語に大きく絡むこともなく進んでいく。

ユリシーズは隣の席に座って他愛もなさそうに話し出す。
深い腹を携えながら、その目は気安く笑む、ずいぶんとエドワードの深いところを抉りながら。
君には小事でも自分には大変な事態、
待つよ、と言うのだ。


ある男に、友がいなくなるそんな恐怖が現実になったなと言いながら、
ある男に、潮時なのだ、とささやきながら、
そしてある男となにとも言わずその目線をかわしながら。


息子は叫ぶ、どこに安全がと。
父の遺書を開く、幸せを願っているよ、と。実り多き仕事、人生をと。


ユリシーズは待つよ、と囁いて1ドル札を受け取り笑って去って行った。
ヘイズは真新しい建物の廊下で君に頼みたい仕事があるから、と言って慌ただしく駆けて行った。



さまざまな要素が詰まって難しい映画だった。
でも面白かった。
そのなかでも私が一番ダイレクトに感じたのは
そんな関係でした。

詳細評価

物語
配役
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音楽

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