2007年4月14日公開

輝ける女たち

LE HEROS DE LA FAMILLE/FAMILY HERO

1032007年4月14日公開
輝ける女たち
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

ある晩、ニースにあるキャバレー“青いオウム”のオーナー、ガブリエル(クロード・ブラッスール)が帰らぬ人となる。葬儀には彼を父のように慕っていたマジシャンのニッキー(ジェラール・ランヴァン)をはじめ、彼に縁のある人々が集まった。その後、遺言が公開され、なんと店はニッキーの子どもたちが相続することになる。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(45件)

切ない15.5%ゴージャス12.9%セクシー12.1%ロマンチック10.3%楽しい10.3%

  • ごぉ

    4.0

    心温まる人間臭い感動作。

    南仏ニースにあるキャバレー「青いオウム」のオーナー、ガブリエルの突然の死。 今まで疎遠だった家族が集まる。 彼が遺した遺言。 それぞれが新しいスタート地点に立たされる。 映画って気取った側面もあるじゃないですか。 映画には、非日常を、つまり“映画なのだから”という世界観を、観客に体感させる役割もあるから、ある程度気取ったところがあった方がいいと思う。 特にフランス映画には、独特の気取った感じが出やすい。 けどこの映画「輝ける女たち」(2006)はなんとも異色で、フランスの国民性というか、自由を謳歌するような人間性がふんだんに出ていて、それぞれの出演者に気取った感じがしない。 出演者のひとりひとりが、泥臭いというか、人間臭い。 出演者のひとりひとりが、“自分らしい”ってのはこういうこと!とそれぞれアピールする。 日本人からはあまり感じられない、自然な“自分らしさ”のアピールに感動する。 ラストの方は鳥肌立ちっぱなし。 「輝ける女たち」という邦題に相応しく、出演者たちはみんな輝いている。 素晴らしい女優陣。 カトリーヌ・ドヌーヴ 僕が言及するまでもない大女優。代表作「シェルブールの雨傘」は未見。 亡くなったキャバレーのオーナーが幼少期から息子のように可愛がっていたニッキーの愛人アリスを演じる。 ニッキーとの間に、ニノ(ミカエル・コーエン)というゲイの息子がいる。 このキャバレーでどんな過去があろうと、どんな経験をしようと、“それがワタシよ”という威厳に満ちている。 この人のように自分を謳歌したい。 ミュウ=ミュウ プラダの姉妹ブランドではない。たぶん僕は初見。フランスの女優。 ニッキーの妻シモーヌを演じる。ニッキーとの間に、マリアンヌという娘がいる。 マジシャンであったニッキーの助手として、キャバレーに出演していた。 彼女には、誰にも隠している秘密がある。 ジェラルディン・ペラス ニッキーとシモーヌの間にできた娘、マリアンヌを演じる。 パリでの仕事で忙しい中、ガブリエルの訃報を受け、急遽ニースに降り立つ。 ニッキーとアリスとの間にできた息子、ニノと共に、ガブリエルの遺言で、キャバレー「青いオウム」を相続する。 当然のように、売却の方へ動くのだが・・・ 彼女の謳う「ローズ」に涙流れた。 エマニュエル・ベアール この人も言及するまでもない、フランスを代表する大女優。 この「輝ける女たち」の時には、後に(2008年)に結婚することになるミカエル・コーエンとお付き合いしていたのでしょうか? (ミカエル・コーエンが若ぃ!そして彼が惹かれちゃう理由がわかる。) (余談だが、エマニュエル・ベアールはこの映画以降、どんどんとキレイになっていく印象がある) キャバレー「青いオウム」のシンガー、レアを演じる。 自信に満ちたスターのオーラがバンバン出ている。 ニッキーから強く思いを寄せられている。 これら女優さんたち、みんな輝いている。 ああ、人を輝かせる国、フランスに住んでみたい。 そう思える、自分らしさを謳歌することに、感動さえ覚える作品。 rakuten rental DVD

  • jun********

    4.0

    ゆるい絆の危うさと必死さ

    南仏のキャバレーのオーナーが亡くなり、離れ離れだった家族が集う。観光客もまばらの冬のニースに、なんとも微妙な家族関係でゆるく結ばれた人たちの織りなす危うさと一生懸命さが光る。言葉では言い尽くせない切なさのつまった美しい作品。

  • moe********

    5.0

    ショーより素敵な人生がある

    自分のやりたいように生きてこそ自分らしい人生になるわけで、大人しくイイコするよりも、輝くような“汚点”を残しながら歩くほうが人間臭くて味わい深いじゃありませんか。って、フランス人の素敵な考え方ですよね。 家族ってそれぞれの人生を生きているのにお互いを振り回しまくって、ウンザリして疎遠になっても、やっぱり引き合わされてしまうものですよね。なんて強力な“縁”。 ところで題名は、原題(仮題)の“青いオウム”の方がよかったかな、なんて思ったりして。エマニュエル=ベアール&カトリーヌ=ドヌーヴ+ミュージカル風+主人(オーナー)の死をきっかけに暴かれる家族の秘密、という筋書き=“8人の女たち”を意識せずにはいられません。割とすぐに物語りに入り込めたものの、映画が始まるまでは“8人の女たち”がなんとなく頭の中にあって、変な気分になった。

  • ykv********

    3.0

    フランス映画の名花たち

    映画祭上映で見てきました!! 仏映画界の新旧有名男優女優の豪華共演作です。アクの強い世界が舞台なので、こうした共演も可能なのでしょう。残念な事に女優の写真集のよう見えてしまい、群像劇にしてはお互いの関係が掴みにくくまとまりが悪い印象もあります。カトリーヌ・ドヌーブの存在感が絶大なのが見もの、家族の再生あるいは再出発というストーリーには好感が持てました。

  • ボヤージュ

    4.0

    観た後、おおらかな気分になりました

    ドヌーブの存在感。エマニュエル・べアールのセクシーで悩ましげな歌。ジェラルディン・ベラスの歌う切ない「ローズ」。これらを見るだけでも、充分価値のある映画です。 登場人物は、女装マニアのキャバレーオーナー、女好きで落ち目のマジシャン、同性愛者、秘密を持つ元妻、アルジェリアからの移民、旅回りの歌手…とそれぞれが好き勝手に生きているみたいだけれど、みんな愛すべき人々です。 フランス映画って、濃厚すぎて「もうお腹いっぱいです」って映画も多いんですがこの映画は、コクはあるけど濃厚過ぎず、後味のいい映画でした。 ハリウッド映画と違って、矛盾も迷いも抱えたまま、むりやり割り切ったりしないところが自然でいいのかも… オゾン監督の「8人の女たち」から毒を抜いたような映画でした(笑) ニースの柔らかな陽光の中のラストが好きす。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
輝ける女たち

原題
LE HEROS DE LA FAMILLE/FAMILY HERO

上映時間

製作国
フランス

製作年度

公開日