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ダイ・ハード4.0 (2007)

LIVE FREE OR DIE HARD

監督
レン・ワイズマン
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3.85 / 評価:2826件

解説

ブルース・ウィリスが悪夢のような事件に遭遇しながらも知恵と体力を駆使して巨悪と戦い抜く、大人気アクションシリーズ第4弾。ウィリスは人間味あふれる主人公ジョン・マクレーンを演じるほか、製作も兼任。『アンダーワールド』のレン・ワイズマンを監督に迎え、全米を襲うサイバーテロの野望に立ち向かう最強に“運の悪い”男の不死身の奮闘を活写する。閉鎖的な空間での死闘が多かった前作までに比べ、カーアクション満載の豪快なアクションの数々に圧倒される。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

デジタルによって制御されている全米の都市機能の壊滅を狙う謎のサイバーテロ組織が動き出し、システムがテロによって攻撃されようとしていた。アメリカ政府ですら機能不全に陥ってしまう緊急事態のなか、これまで幾度となく危機を救ってきた元刑事のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が、再び事件解決に乗り出す。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) 2007 TWENTIETH CENTURY FOX
(C) 2007 TWENTIETH CENTURY FOX

「ダイ・ハード4.0」円熟のB・ウィリスが新たに体現した“父性”という格好良さ

 あの愛すべきジョン・マクレーンが帰ってきた。無数の亜流作品を生んだ超人気シリーズだけに、これまで以上のスケール感を打ち出しつつ、二番煎じにならないストーリーを創造するのは容易でなかっただろう。そこで製作サイドがひねり出したのは、全米をパニックに陥れるサイバー・テロだった。このアイデアは秀逸だ。アナログVSデジタルの構図で、我らがオールドファッション・ヒーローを21世紀の観客にアピールするという寸法だ。

  仕上がりに不満がなくはない。劇中でマクレーンが絞り出すアナログ的発想の知恵といえば、消火器を撃って敵を吹っ飛ばすシーンくらいなもの。今回の彼は猪突猛進の不死身男で、戦闘シーンにおいてはアナログVSデジタルの対比はほとんど生かされていない。

 その一方で興味深かったのは、マクレーンがこれまでにない包容力を発揮していたことだ。拉致された娘のみならず、生意気な若造ハッカーをも包み込むおおらかさ。筋金入りの「ダイ・ハード」マニアだというレン・ワイズマン監督による“マクレーンにこんな危機を切り抜けさせたかった”欲望丸出しの無邪気なスペクタクルにも、「ああ、いいぜ。お前が望むならやってやろうじゃないか」と言わんばかりの余裕が感じられるのだ。マクレーン=ブルース・ウィリスが新たに体現した“父性”というアナログな格好良さ。その頼もしさには、シリーズ初体験の若い映画ファンも大いに痺れることだろう。(高橋諭治)

映画.com(外部リンク)

2007年6月21日 更新

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