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大日本人 (2007)

監督
松本人志
  • みたいムービー 669
  • みたログ 2,819

2.69 / 評価:2,989件

お笑いと社会風刺のコラボ

  • cha***** さん
  • 2007年6月2日 20時21分
  • 閲覧数 182
  • 役立ち度 86
    • 総合評価
    • ★★★★★

前宣伝でろくに内容がわからなかったのが良かった。
ゆる~い空気で始まり、段々眠くなるも、大佐藤の部屋に
ダイソン掃除機が置いてあるのを見てニヤリ。

パン一でちっちゃな棒しか持っていないヒーロー。
電気で巨大化するという荒唐無稽な子供向けのような
笑いに包まれながら、この映画は「日本人」への危機への
警鐘を鳴らしていたように思う。

大佐藤は「日本人」そのもので、今の日本人を具現化して
いるのだろう。いきなりやってきた赤い新種の獣はもちろん
お隣の国の脅威を物語っている。赤い獣に傷つき驚き逃げ出す
「日本人」。そこへ祖父の「昔の日本人」が毅然と立ち向かう。
最後は、アメリカ国旗が物語るようにアメリカ人がお隣の国を
ガツーンとやっつけてしまうのだ。
「日本人」である大佐藤は、手を組むのか組まないのか
ドキドキ手を引っ込めたり重ねたりするけれど、
「自分(日本)がいなくても関係ないじゃないか」と気付く。

今の日本の不甲斐なさ、頑固なまじめさ、要領の悪さ。
アメリカに守られるだけ、お隣の恐怖に立ち向かえない。
それをここまで無茶苦茶な手法で揶揄している。

やっぱり松本人志はやってくれた。
期待を裏切り、期待以上のことをもたらしてくれた。
映画を突き破っている。ビバ!

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 知的
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