一つだけ、「アノ人の死」って何だったの?
- tengu3711 さん
- 2011年5月9日 23時44分
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今晩わ!
本当はブラジル映画の「尻に憑かれた男」のレビューしたかったのですが、
「エロ」には冷たいヤフー映画・・・・載っておりませんでした・・・(T_T)
や、これ、意外と「いい映画」だったのよ・・・
テーマが、「空気人形」と、全く同じ!
やっぱ、アレだね、ブラジルにも、「にっかつ魂」の在る監督が、いるんだね・・・
ビックリした。
「サイコ・シスター~呪われた修道女~」2005年度作品。
一見、アメリカ映画(監修・ブライアン・ユズナだし・・・)っぽいですが、
原案、ジャウマ・パラゲロ。監督、ルイス・デ・ラ・マドリッド。と、
完璧なるスパニッシュ・ホラーです。
だから、当然の如く、面白いし、怖い。
水をモチーフにしたホラーというと、中田秀夫監督の秀作「仄暗い水の底から」が、
すぐ思い浮かぶけれども、本作は、どちらかと言うと、
ジェニファー・コネリーの「ダーク・ウォーター」に雰囲気が近い。
ただ、この作品、究極の「ネタばれ作品」です。
俺、ソレ知らないで観たんで、ラストは・・・・(゜o゜)・・・・でアリマシタ・・・
スパニッシュ・ホラーは、これだから、止められない・・・
途中、8ミリ映像なんかも効果的に使われていて、これが、後に「REC」と繋がるのか、
なんて思ってしまった。
スパニッシュ・ホラーの特徴というのは、映画自体が常に「被害者目線」である事。
加害者目線が、ことの他、少ないのがスパニッシュ・ホラー。
悲劇の歴史が、長かったスペインだけに、解かるよなぁ・・・その目線。
だからこそ、アメナーバルの「アザーズ」には、泣けるものが在ったワケで・・・・
・・・・いかん!ネタばれしそうだ!・・・・(@_@;)
兎に角、水の中から登場する「シスター」の怨霊が、コワ過ぎ!!
ブライアン・ユズナが、関わってるんで、そこがすべてマイナスなんだけど、
本場スペイン・テイストで、押し切っていたら、多分、大傑作になったと思う。
アメリカン・マーケット、意識しすぎ・・・・そこが残念・・・
ありきたりの「雑」なスプラッター描写に頼らなくても、充分、「怖いお話」デス!
でも、「アノ人の死」って・・・・単なる事故死・・・になるワケ???(*_*)
(追伸)
お気レビ、バンジョーさん、「シャーキーズ・マシーン」ですか、イイですなぁ・・・
ヘンリー・シルヴァ先生の「凶悪顔」は、CGすら叶わない世界だと思います。
生きていたなら、「マチェーテ」出演は、間違いなかったでしょう・・・(T_T)
あと、最近、個人的には、ダークマンが出ている「アンノウン」が、
メチャクチャ、気になっています。
これからも、宜しくお願い致します。<(_ _)>
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