あらすじ・解説
小中学校合わせても、たった6人の生徒しかいない田舎の分校に、東京から転校生の大沢(岡田将生)がやってきた。そよ(夏帆)は、都会の雰囲気漂う大沢に心ときめくが、彼の冷たく乱暴な言動に戸惑いを覚える。しかし、海水浴でのあるできごとをきっかけに、そよの大沢に対する印象が変化し始める……。
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作品レビュー(560件)
- りょうま2020
4.0点
のんびりした映画が好きな人なら楽しめると思う。それにしても岡田将生イケメンだね。
- ft0********
4.0点
小中学生合わせて10人も居ないような地域に住む、女子学生そよの大切な時代の一片を切り取った作品。 そんな地域だから何もない。部活も無い。 年上の子は年下の子の面倒をみる。自然な事として行われている。 当然、時間が淡々と流れていき、穏やかな日々が続く。 そんなゆっくりとした時間、美しい日本の里の風景をカメラはしっかりと捉えている。そして夏帆のまだ幼さが残り、大人になりかけの年代の初々しさを映すカメラが印象的だった。 エンディングの「くるり」の歌もほっこりさが増して良かった。 何年かしてまた見たいなって思う映画。 この作品は子供達が伸び伸び育っており観ていて安心した気持ちになる。 そして先生達も大らかに子供たちを見守っており、都会の生徒を管理するような指導法からすると、この分校の方がはるかに子供の成長を促すんだろうなって思った。
- シャンプー
3.0点
結構平坦な映画です。すこーしノスタルジックな気分になります。 青春時代の視点は人それぞれなので、だから?という人もいると思います。 私は去り際に振り返らないタイプの過ごし方をして来たのですが、いい歳になってようやくこの映画のような思い出を抱きしめる気持ちがわかるようになりました。そんな風に過ごした人ならば、田舎育ちでなくともかなり入り込めると思います。
- dkf********
2.0点
「高評価借り」したが、大いなる期待ハズレ。監督の伝えたかったことは分からないわけではない。ただ、その伝え方が致命的に間違っている。 誰もが懐かしさを感じるであろう風景映像の雰囲気さえ良ければ視聴者は良い映画を観たと勘違いするはず、とミスリードを狙わんばかりの典型的な映像先行作品で、ストーリーは完全に置き去り。ゆったりしたテンポと言えば聞こえはいいが、単純にただ退屈なだけである。山下敦弘監督は本作で初期のホウ・シャオシェンの世界観を目指したのかもしれないが、深さと濃度が全く違う似て非なる物になっているだけだ。 自分の感性で現在の夏帆は絶対に美人とは言えないが、実はこんなに美少女だったのか。この10数年の間に彼女に一体何があったのかと思うほどに顔が違うのには驚いた。 田舎暮らしに憧れる人は映像を観るだけで癒やしになるかも知れないが、都会で生まれ育ち、実際にこんな田舎に住んだこともある自分の経験で言うと、田舎なんて退屈で3日で飽きる。憧れだけに留めておいた方が無難だと断言したい。
- rex********
4.0点
父親の実家が浜田のおとなりの大田で、子供の頃夏休みには必ず遊びにいってました。少し時代は離れてれているので、映画ではちょっと現代的になってましたが、石見弁の訛りや町並みの雰囲気、人々の生活風景が似ていてとても懐かしく、心に沁みました。ちょっと個人的思い入れが強いので参考にはならないかもしれませんが、夏帆や岡田将生もはまってるし、くらもちふさこによる女性版の”スタンバイミー”として何とか成立してると思います。他の子役がちょっと残念だったかな。
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