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オーシャンズ13 (2007)

OCEAN'S THIRTEEN

監督
スティーヴン・ソダーバーグ
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3.41 / 評価:1892件

解説

カリスマ詐欺師ダニー・オーシャンをはじめ、11人のプロフェッショナルが集まった犯罪チームが騒動を繰り広げる人気シリーズの第3作。監督は『トラフィック』のスティーブン・ソダーバーグ。ダニー・オーシャンを演じるジョージ・クルーニーほか、おなじみの豪華キャストが再結集している。新キャストとして加わるのは名優アル・パチーノやエレン・バーキンら。人気スターたちのコミカルなやりとりとトリック満載のストーリー展開が楽しめる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

ラスベガスの大ボス、ヨーロッパ一の大泥棒、ユーロポールの腕利き刑事というトリプル包囲網を潜り抜け、門外不出の名宝と引き換えに1億9000万ドルを手に入れたダニー(ジョージ・クルーニー)、ラスティ(ブラッド・ピット)、ライナス(マット・デイモン)らチームの面々。彼らは因縁の地ラスベガスで再び大きな獲物を狙うことに……。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

C)2007 Warner Bros. Entertainment Inc - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda. (C)2007 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories
C)2007 Warner Bros. Entertainment Inc - U.S., Canada, Bahamas & Bermuda. (C)2007 Village Roadshow Films (BVI) Limited - All Other Territories

「オーシャンズ13」シナトラ一家にオマージュを捧げた痛快な“ラットパック”映画

 映画的な“遊び”が随所にあって楽しい。今度の敵役は「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」のムービーアイコン、アル・パチーノ。しかも彼の相棒は「シー・オブ・ラブ」で共演したエレン・バーキン。その彼女に迫る中国人の扮装をし、付け鼻をしたマット・デイモンはどう見たって、「散り行く花」のリチャード・バーセルメスだろう。

 ジュリア・ロバーツやキャサリン・ゼタ=ジョーンズを敢えて出さず、男たちの犯罪ドラマに仕立てているのがいい。「ひとりが嵌められたら、全員でやり返す」という単純な復讐のプロットのみで物語は展開する。裏切らないことの証として劇中のセリフに登場するのは「シナトラと握手したことがある」。その心意気を受け継いだようなダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)たちの華麗な連携プレイが楽しい。サミー・デイビス・ジュニアが交通事故で左目を失った時、シナトラ一家は全員で眼帯をしてサミーを慰めたという逸話があるが、「13」の仲間たちは、それと同様の侠気と遊び心で結ばれている。要するに、ソダーバーグ監督はフランク・シナトラ一家の面々、いわゆる“ラットパック”にオマージュを捧げているのだ。

 シナトラがベガスを歌う「ディス・タウン」が、徹頭徹尾“遊び”に徹した“ラットパック”映画を華麗に痛快に彩っている。(佐藤睦雄)

映画.com(外部リンク)

2007年8月9日 更新

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