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クワイエットルームにようこそ
2007年10月20日公開

クワイエットルームにようこそ

1182007年10月20日公開

eva********

5.0

ネタバレ夢かうつつか

現実っぽいんだけど どこか現実じゃない そんな雰囲気が漂う閉鎖病棟での物語 あの場所は 色んな意味での「境い目」なんじゃないか? 出てくるキャラクター達も 強烈ではあるんだけども、どこか儚い。 アスカは最終的にはクワイエットルームから脱出できたけれど ずっとあそこにいたら 場所そのものの中に吸い込まれてしまって 二度と現実に戻って来れなくなっていた可能性もある。(クリハラさんも違った形で最後戻って来てしまっていたし) そういった 根底に常に流れている静かな恐ろしさや 患者各々が抱えている置き去りにされたままの悲しみや苦しみと あえてそこから目を逸らすかのように随所に散りばめられた軽快なユーモアとの絶妙な掛け合いに、何とも言えないエロスを感じてしまった。 いつかこの映画を思い出した時に 「あれは全部夢だったのかな」なんて呟いてしまいそうな気がする。

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