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クワイエットルームにようこそ
2007年10月20日公開

クワイエットルームにようこそ

1182007年10月20日公開

coo********

5.0

ネタバレそれでもセカイは回る

ずっと見たかった映画。 蒼井優さん。とんでもないですね…!すごかった。 主人公アスカが同い年28歳設定だったと知って納得。 ここで決めたことが一生を左右する、後戻りできない、中途半端にできない、若さだけで許してもらえる時代の終焉、そういう年齢。 風俗嬢からの雑誌ライター。学歴も頼れる家族もない。不安定すぎる地盤。 先の見えない不安。 空っぽの自分。 つまらない、価値のない人間。 綱渡りしていく生活に疲れた末の行動のせいでぶち込まれた「クワイエットルーム」 みんな自分はまともだと信じてるおかしい人たち。 普通とは。面白いとは。つまらないとは。人の価値とは。 アスカの「私は価値のない人間だから」「てっちゃんは面白い側の人だから」 ミキの「私が一食食べるたび、価値ある誰かの一食が奪われるシステムに気付いた」「私が狂ってるんじゃない。システムが悪いだけ」 誰が悪いんだ。誰のせいで生きづらいんだ。 「こんなに人が集まってんのに孤独な場所」ってここだけなのか? 普通が分からなくなる。あの感覚を丁寧に乗せた作品でした。 最良の答えなんてきっと無い。てっちゃんが逃げるのも、栗田さんが戻ってきちゃうのも、すべてを失ったアスカが寄せ書き捨てて娑婆に出るのも。 大好きな映画、ジョゼと虎と魚たちもおんなじような感じなんですけど、また妻夫木さん出てて「またお前はー!!」と言いたくなったりw クドカンさんのてっちゃん、最高ですね。もう私はおちゃらけた弱い男には勝てません…。あの表情反則だよ…。大丈夫、大丈夫だからって抱きしめるその手だって半端な優しさなの分かってるけど愛しいよ好き!!!! もうまとまらんから後ほど書き直すかもしれんです。

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