2007年 5月12日公開

赤い文化住宅の初子

1002007年 5月12日公開
赤い文化住宅の初子
3.8

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

母に先立たれ、その後父も蒸発してしまった15歳の初子(東亜優)は、高校を中退した兄(塩谷瞬)と二人で暮らしていた。彼女は同級生の三島君(佐野和真)と一緒に東高を受験する約束をし、勉強まで教えてもらうのだが、彼女の家には高校に進学するお金はない。アルバイトの帰り道でも彼女は日々、そのことが気にかかり……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(83件)

切ない27.2%悲しい12.7%泣ける12.2%絶望的11.7%かわいい10.8%

  • WXYは知ってても、それだけじゃ

    4.0

    木造モルタル二階建てアパート

    赤いと題にある、単に屋根が赤いのかと思ったが違った。それは最後に判る様になってる。そこまで救い様の無い哀しさで満たした作品、その赤い場面と共に次の最終場面で一挙に詰まってきた閉塞感を開放する。それまでが重苦しいだけにその構成が見事に見える。 自暴自棄な兄と、あくまで健気な妹、妹は朴訥さと愚直さを併せ持つが、自暴自棄にはならない。兄は若年らしい敏感さで境遇の悪への苛立ちを他人にぶつけてしまう。この二人の対比も際立つ。 兄の怠惰さ、不幸な人を惹き付ける怪しげな宗教家や、全く堕落した教師、兄妹を棄てた父親とか、この妹の境遇の悪さを次々に際立たせる。それでも自棄から素行不良とはならない健気さを描く。男友達との淡い恋愛感情がその健気さを支える。切ない場面。 妹の級友との距離を乱雑な机の壁で暗示したり、男友達との間に割って入った女生徒への嫉妬からの腹いせを靴半足分の入れ替えで思いとどまったり等々、細かい演出もこの妹の気持ちを上手く表現する。一瞬出るその女生徒が桐谷美玲だったのは後で気付いた。

  • ain********

    4.0

    期待しすぎてしまったw

    タナダユキ作品なので、思いもよらないところに着陸するんだろうなぁ・・・ と思って「・・・からの~~~」っとひねくれた見方をしていたのですが、意外と普通に着陸してちょっとガッカリしました(笑   期待しすぎですねww いや・・・・  考えてみたら大体の作品が普通(現実的)に終わってました。 私の想像が現実とかけ離れてたがゆえに「裏切られた!とんでもないところに着陸をっ」と思ってしまったのかもしれない。タナダユキワールドに慣れてしまったために、その終わり方も予想できてしまったのかもしれない・・・・・。 内容はいつも通り人間がテーマで、心情描写がすさまじいです。 登場人物もいつも通り、天使か!?っと思ったら実は悪魔で、悪魔だなって思ってたら意外と天使だった・・・いや、やっぱり悪魔か?! みたいな。 素知らぬ顔で裏切る監督です。     そりゃ斜に構えて見るよね・・・ww タナダユキ作品なら他の作品の方が私は好きかな~。

  • haj********

    5.0

    ネタバレはかない希望に感動

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ayy********

    5.0

    ネタバレ絶望感・・・

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • moo********

    1.0

    ありきたりの貧乏

    冒頭のあたりで『赤毛のアン』が出てきたとき、イヤな予感がした。貧乏な女の子の物語にこの本が出てくるなんて、あまりにも「ベタ」ではないか。コメディじゃあるまいし、恥ずかしくないのだろうか。 ……そんな予感は的中して、終始ベタな表現が続く。貧乏の描き方が、なにもかもステロタイプであり、主人公の発想も行動も、まったく新鮮味がない。お母さんの思い出にアヤトリが出てくるとか、お弁当はおにぎり1個とか、絶望したときに風俗の仕事が胸をかすめるとか、兄弟の性格設定など、なにもかもが「どこかで聞いたふうな」話だった。ここまで「ありきたり」なのは、ちょっとめずらしいのではないか。初子さんの人格もハリボテに等しい。 わたしはこの映画を観ていて、何度も泣いた。しかしそれは「貧乏」に同情して身につまされたからであって、この作品に感動したわけじゃない。 あの佳作「タカダワタル的」を撮った監督の実力が、こんなものであるとは思いたくない。ほかの作品も観てみるつもり。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
赤い文化住宅の初子

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日