ここから本文です

天城越え (1998)

  • みたいムービー 18
  • みたログ 80

4.19 / 評価:48件

脚本と演出の違いが面白かった。

  • sou***** さん
  • 2012年2月13日 16時24分
  • 閲覧数 635
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

名作と名高い映画は、まさに田中裕子のための映画だったんだねえ。
田中裕子が光輝いてました。なんと言っても少年との再会シーンが一番印象に残ってますねえ。
また、渡瀬恒彦の刑事が横暴で乱暴ですっごい腹立つんですが、これも悲惨な女の一生を際立たせるためなんでしょう。その後すぐに死んでしまうし。つまり、”どこまでも悲しい女の一生における、行きずりの少年との一時の心の触れあい”って感じかなあ。

一方、田中美佐子版ドラマは、田中美佐子のかわいさと二宮君のデビューがメインテーマだろうなあ。
そのせいか、少しは救いを感じられるような脚本になってました。刑事役の蟹江さんがらしくないくらい優しいしねえ。でもなあ、判決無罪はストーリーとしてぬるいと思うし、最後のシーンは私はいらないと思う。
もちろん田中美佐子はとってもかわいらしく美しくかったので、それは楽しめました。
二宮君は、さすがに演技力の高さを感じさせるけど、まだ開眼してない感じでした。

和田勉ドラマは、厳しい時代にその底辺を生きる人々がテーマだった。もの凄く強烈でした。
悲惨な人生を必死で生きてきた挙げ句に、ただ八つ当たりで殺されてしまう土工、佐藤慶。この人をきちんと描いている点がこのドラマの最も面白いところだと思う。
そしてこちらも、ほとんど逆切れというか成り行きで殺人犯にされてしまう女、大谷直子。ほんとに厳しい人生だけど、生き生きと美しくたくましいので、それほど悲愴感はないんだなあ。
見えない現在と未来に、やりきれない思いを抱えた少年、鶴見辰吾。こちらは若者らしく、無駄に悩んで暴走するわけですが、若い鶴見辰吾さんは、若い二宮君より圧倒的に存在感ありました。
やっぱり、和田勉って凄い人だね。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ