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恋するマドリ
2007年8月18日公開

恋するマドリ

1132007年8月18日公開

f_k********

4.0

今から引っ越ししてくるわ

[B+] 『恋空』で大ブームを起こした新垣結衣主演作品。 松田龍平以外のキャストに魅力を感じなかったのですが、 大学生の内に、大学生ムービーを制覇したくて手に取りました。 まず驚いたのがオリジナル作品だということ。 売り出し真っ盛りの新垣結衣主演作だから、てっきり原作ありかと。 これだけで評価するに値します。 まだ日本映画は腐っていなかったのかも。 配給のシネカノンは潰れちゃいましたけど。無念! +++++++++++++ 『恋するマドリ』 ユイはちょっぴり内気な美大生(カワイイ!) 姉と別居して初めての1人暮らし(ドキドキ!) 真上の部屋に住んでるのはタカシ(イケメン!) 前の部屋に忘れ物を取りに行って出会ったのはアツコさん(バベル!) 引っ越しをきっかけに切ない三角関係が始まる…。 お察しの通りですが、マドリに深い意味はありませんでした。 『恋するヒッコシ』がいいんじゃないでしょうか。 それだとかわいくないな。 引っ越しから偶然が重なったときにはガッキーはドキドキしているはず。 しかし、新生活キター的なノリではない。 アイドル映画なのに笑顔が少ないのは頂けません。 それでもかわいく見える新垣結衣。 男子大学生のくせして日本の若手女優をことごとくスルーしていたが、 これはマイった。かわいい。作業着服姿萌え。 僕も案外ベタなとこに落ち着きました。 ユイが恋するタカシ役の松田龍平がまたかっこいいんだ。 『青い春』以来の当たり役かと思うぐらい研究者です。 ただの森林資源オタクがモテるには充分なほど。憎いね! あっさりタカシを好きになるユイもどうかと思うが。 そのタカシが仕事とする有機ELの話が興味が湧きません。 なるべく専門用語を減らしてくれてるのでしょうが、 新垣結衣が映っていなければ寝てました。 が、何色もの光りを放ち、ユイとタカシを照らす姿はキレイ。 これでレンタルDVDの解像度が高ければ文句無いんだけどね。 その緑に光るビーカーを観てユイが言うんです。 「緑の光線。知りません?」 まままままさか、この映画でエリック・ロメール監督論ですか!? ドキドキ!ドキドキ! 日没の話でした。なんじゃそれ。かわいいやん。 全体的にかわいらしい映像を収めるためのストーリー仕立てですが、嫌いじゃない。 アイドル映画ならではでしょう。目を瞑ります。 楽しめはしたんですけど、納得がいかない点が。 なぜタカシがユイを好きにならないのがわからない。 笑顔こそ少ないけど、献身的で恥じらいもあってかわいいじゃないか。 ガッキーファンには残酷だけど、タカシからの説明が欲しいところ。 バベルさんも今までで一番魅力的に映ってはいましたが、 元恋人である2人のバックグラウンドが見えてきません。 「マドリ」の日差しの話だけでは説明不足でしょうよ。 あと中西学さえ出番を控えてくれていれば、もっとよかったのですけど。 ちょっとくどすぎ! しかしながら、褒めたい点もあります。 それはオシャレさをことごとく排除してること。 たぶん製作側は「オシャレ♪」と思ってそうですが、 なんてことないただの部屋です。 FrancFranc15周年協賛作品のわりにオシャレさが足りない。 敢えて言うなら風呂場にあった石鹸置きのピンクの魚ぐらいかな、それっぽいのは。 FrancFrancといえば、 「20代で都内1人暮らしの女性」をターゲットにしたインテリア用品店。 ちょっと変わったデザインがコミュニケーションツールとなったり、 買うのが楽しかったり、使うのが楽しかったり。 まぁ大成功しているだけあります。 そのフランフランが大々的に商品をアピールしていないのが好感もてます。 『ルー○ーズ』ではタイアップ商品である「クー○ッシュ」や「ライ○オン」を全面に押し出しててゲンナリした思い出があります。 そんな商業臭プンプンな作品ではなく、ガッキーの可愛さに終始していたのが気に入りました。 たぶん一番オシャレだったのは マルタンマルジェラのニットを部屋着同然に着こなす松田龍平でしょうね。 とはいえ若手女優も悪くないと思わせてくれただけでも満足でした。 あとスネオヘヤーの楽曲もね。 最後に そして引っ越し業者のPRとしても優秀。 引っ越ししたくなったゾ! お隣さんが西田尚美と麻生久美子なら嬉しくて死ねる。 西田尚美なん主演で『おと・な・り』リメイク希望!!

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