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明るい瞳 (2005)

LES YEUX CLAIRS

監督
ジェローム・ボネル
  • みたいムービー 72
  • みたログ 72

3.88 / 評価:8件

見て「癒される」とは限らない

  • pap***** さん
  • 2007年11月17日 18時30分
  • 閲覧数 159
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

表題やポスターからの印象とは異なり、見て「癒される」映画ではなく、「考えさせられる」映画です。もっとも監督は、コメディタッチにしたつもりのようですが、大笑いする映画ではありません。題材自体も、それほど珍しくないですし。

監督の意図は別にして、主人公の女性ファニーは決して好感の持てる人物とは限りません。掃除を手伝っているらしい盲目の老女の家では、アイロンがけに失敗した服をそのまま持ち帰る、そんな人物です。教師の兄とその妻と同居していますが、別に二人にいじめられているわけでもない。二人ともやれるだけのことはやっていますが、明らかに同居生活には限界が来ています。この部分の演出は、うまい演技と合わさって、リアルな閉塞感(3人全員にとっての)がよくでています。

家から飛び出したファニーがどこへ行き、何をするかは予告編にあるとおりですから、ここには書きません。ただ、新しい出会いが彼女の心を救うのか? ときかれても、簡単な解決法を映画は示しません。そもそも、理解のあった兄と別れて、他の男性と一緒になっても、うまくいく保証はありません。あの場面の涙は、ファニー自身がそのことをよく理解している証拠だと思いましたが、細かな解釈は見る人によるでしょう。

映画は一見、唐突に終わりますが、行き場所がない(あるいは、行き場所に迷う)彼女にはぴったりのうまい終わり方でしょう。それだけに、ラブシーンではなく、違う形で新しい出会いの意味を表現して欲しかった気もします。

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