4.0点
去年公開された、イタリア映画です。 チェックが甘く、見逃していました。 なんとなく題名「ミルコのひかり」って、題名記憶にあり、 借りて見たものです。 実話です。幼い主人公、 彼は、今、イタリア映画界の音響編集のお偉方になっているみたいです。 ミルコ、10才。家の銃で、遊び、事故。 失明します。 視覚がなくなった中、 彼は、「音」に「ひかり」を見出します。 ただこの映画、物語、 単純ではありません。 「障害者は、この世界だけに」って、当たり前ですが、古い感覚、押し付けます。 でも新しい感覚は、戦います。 そこから、人間、障害者だって、出ようとします。 人間は、「自由」であることが、 人を伸ばすこと、「障害者」を主人公にしつつ、 「人間」を訴えた映画になったように思います。 視覚障害者の映画、それだけでも、少ない映画なのに、 この映画嬉しかった。 こんな映画、いっぱい作られたら、 社会、変わっていくと思います。 実は、おじさん、今公立中学校の教師ですが、 デビューは、盲学校の臨任です。 健常者にはわからない、盲学校(身体に障害を抱えてる人)への差別、 なんとなく実感しました。 (実は、なんとなくでなく、すごいものがありました。) この映画、そんなことも描きながら、 どんな人も、伸びます。 社会も変わる。希望です。 みんなで、一緒に、 共生できたら、いいのにな。 見てください。この映画。 あたたかい気分。 人の可能性、信じれるようになりますよ。 PS.今日、知人に会いました、以前映画館で「レビュー入れてる」って紹介しました。 その知人、久しぶりに今日出会い、「お気に入りに入れました」って。嬉しかったで す。ありがとうございました。いっぱい、映画見て、レビュー、がんばります。これか らもよろしくお願いします。