邦題が残念
- kac***** さん
- 2015年11月5日 22時04分
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ある殺人事件の真犯人を探すサスペンスですが、最初に犯人はわかっています。
その犯人を探すのが、元刑事で今は探偵の金城武と、彼の元上司の刑事、トニー・レオン。
金城武は恋人を自殺で失っており、深い傷を抱えている。
トニー・レオンは彼を支えているようにも見えるが、彼の眼光にはまた何か秘密がありそうだ。
謎解きそのものは、大方予想通り。
ただこの作品は、主人公二人の内面を描くことに重きがおかれている。(残念ながらそこの描き方が甘いので、全体的に小さくなってしまった感がある。)
とくに後半、ある事実に気づいてからのトニー・レオンは、残りの物語をひとりで引っ張っていく。
悲しみと傷を背負った男たちの、その先はあまりにも違った。
ダブル主演と思って見ていましたが、これはトニー・レオンに軍配。
彼はやっぱり魅力的だ。
しかし残念なのは、この邦題。
このタイトルで、観ようと思いますかね。
全然魅力を感じない。
パッケージの写真も、内容とはずいぶん印象が違う。
観客を誘う要素が少なすぎて、作品がかわいそう。
いい映画なのに。
あと、浜崎あゆみの歌が流れる前に、私は電源切りました。
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