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16[jyu-roku] (2007)

監督
奥原浩志
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  • みたログ 66

3.47 / 評価:19件

虚構の映画と現実の映画

  • 文字読み さん
  • 2008年3月24日 19時13分
  • 閲覧数 260
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

「赤い文化住宅の初子」のスピンオフというふれこみですが、そうかなぁ。東亜優とタナダユキ監督だけじゃん。それに、映画の「構え」が正反対です。

あちらは、空想的な少女のお話で、空想とも現実とも距離をとってしまう賢い少女が、東亜優の無表情によく似合っていた。漫画が原作の、はじめから虚構の映画。フィクションの力が主役の子にうまくあっていた。

こちらは、その主役の少女が上京してくるお話で、現実の上京物語になっている。リアルですよーという構えがある分、嘘っぽい。だって「本当の」東亜優の上京の話じゃないから。等身大の16歳という「現実らしさ」を出すために、無表情でもなくなっている。

このあたり、映画と現実というややこしい話になるので、それはそれとしてみると・・・

これから人生が始まるという16歳を、高校に行かないという選択をした少年と少女が、過酷な現実に向き合うということになっている。表面的には美しい映像だけど、中身は結構シビア。レインボーブリッジにいってみた二人が黙々と苦しそうにただ歩いているのは、子供にはきれいにみえる人生が、本当は苦しいだけということです。

・・・なんか陰惨。
最後に前向きに終わってくれてよかった。

*柄本家の兄は「17歳の光景」。弟は「16」。数字に呪われているのか・・・。

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