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アイ・アム・レジェンド (2007)

I AM LEGEND

監督
フランシス・ローレンス
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3.19 / 評価:3705件

多様性が大事!古くて新しいゾンビ映画

  • ane******** さん
  • 2021年11月23日 23時49分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

ただ怖いだけじゃない、新しいタイプのゾンビ映画なのかと思いきや、実はこちらの原作は1954年で、これまでにも2度映画化されている古典的作品。ゾンビ映画の元祖といえば、ジョージ・A・ロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と思っていたが、実はそれよりも早く、そしてジョージ・A・ロメロ自身がこの作品に影響されていたそうなので、驚きである。

まずは映像が圧巻である。草がぼうぼう生い茂り、野生の鹿が闊歩するNYC。
何度も行ったNYCであるが、だからこそこの無人のNYCは想像できない。

しかしつっこみどころも結構ある。誰もいない無人のニューヨークで、3年も経過しているのに電気も水も普通に使えて生活できている。誰も不自然だと思わなかったのだろうか?

本作、エンディングが2パターンあり、現在のエンディングはオリジナルが評判が悪かったために、差し替えられたエンディングである。オリジナルでは、ネビルが、人間へ戻りかけていた女性ダーク・シーカーに注射し、元のダーク・シーカーに戻して大人しく群れのボスに返すと、ボスはネビルを殺そうとする仲間を諌め、不本意ながらネビルと和解のような形で去っていく、というものだった。
むしろオリジナルのほうが良かったのではないか?

単にゾンビを「敵、悪者」として見なし、戦って倒す映画は山ほどある。
オリジナルのエンディングを選んでいれば、人類とゾンビの和解=共存という新しい形が示せた可能性がある。

現代は多様性の時代。
人種、宗教、年齢、性別だけでなく、人間かゾンビかで差別しているようではもはや時代遅れである。
人類も過去には宗教や人種の違いを理由に戦争をしたり、奴隷制度を敷いたりしてきた歴史があるが、それを乗り越えて今が、ある。
未来のゾンビ映画は対立して終わりではなく、和解して平和に共存する未来までも描ききってほしい!
そうしたら、LGBTQ時代のあらたなゾンビ映画の幕開けである。

詳細評価

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音楽

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