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アイ・アム・レジェンド (2007)

I AM LEGEND

監督
フランシス・ローレンス
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3.19 / 評価:3680件

解説

人類が絶滅した近未来を舞台に、たった1人生き残った男の奔走を描くSFドラマ巨編。『コンスタンティン』のフランシス・ローレンス監督が、『幸せのちから』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたウィル・スミスを主演に、自分以外の生存者を探す科学者が人類再生の道を模索する姿を描く。無人と化したニューヨークを背景に、希望と絶望が混在する究極の孤独の中で使命感に燃える科学者の姿に引きこまれる。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

2012年。人類が死滅してしまった地球でたった1人、有能な科学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス)だけが生き残る。彼は究極の孤独と闘いながら愛犬サムとともに3年間もの間、ほかの生存者の存在を信じて無線で交信を続け、人類再生の道を探ってきたが、彼に謎の敵が迫っていた。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc.
(C) 2007 Warner Bros. Entertainment Inc.

「アイ・アム・レジェンド」映像技術の進歩は感じるが、知の部分の空洞の大きさに愕然とする

 CGによる映像技術の進歩が、逆に映画作りを難しくしていると感じさせられた一本だ。ま、この映画に限ったことじゃないけどね。荒れ果てた無人のマンハッタンを鹿やライオンが走り回る光景はまさにその進歩の賜。殺人ウィルスに感染して凶暴になり、暗闇でしか生きられないダーク・シーカーズの超人的な動き、強さも、CGのお陰だ。TVスポットでは「たった1人生き残った」ウィル・スミスを強調していたが、それは「元の体のままの人間」という意味。変異した人間たちは圧倒的多数派なのに、どうやって生きているのか、凶暴な動き以外は何も描かれていない。マシスンの原作では彼らこそが新人類で、それが最高のアイロニーになっているのだが。

 CGの進歩で何でも描けるようになって、映画の作り手たちは見えるものだけで勝負するようになった。見えないものを想像させ、考えさせるからこそ面白くなるのに。この映画もしかり。ウィルの日常生活、孤独や喪失感などははっきり見えてとても分かりやすい。見ている間はそれなりに楽しい。だが、見終わってから、あそこはどうなっているのと考え始めると、知の部分の空洞の大きさに愕然とする。コンピューターを一つ破壊するだけでライフラインを全滅させられる時代、ガスや電気や水が元通りってどういうこと?と、酒の肴になる突っ込みどころは満載だ。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2007年12月13日 更新

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