エディット・ピアフ ~愛の讃歌~
LA MOME/THE PASSIONATE LIFE OF EDITH PIAF/LA VIE EN ROSE
作品レビュー(345件)
- shi********
5.0点
これぞ「映画」これぞ「名作」としか言えない作品。 脚本、演出、演技、映像、音楽…、全てが最高! この女優さんの演技が素晴らしい。 伝記物で実話に沿った物語なのだろうけど、一人の歌姫の数奇な人生を描き出した話はとても面白かった。 どんな境遇に置かれても、自分の人生を貫いて生きていくことの大切さを改めて考えさせられたし、後悔しない人生を送ることが一番幸せなことなんだなぁ〜っと、しみじみ思った。 たぶん死ぬときには、誰もが自分の一生なんて長いようで短いものだったんだなと振り返って思うのだろう。 そこでどんな思いが込み上げてくるのか?が自分の人生への採点になる。 悔いのない人生、思いっきり楽しんだ人生、一生懸命やり切った人生…、その為には生きていること自体に感謝し、周りの人達に感謝し、いろんなことに感謝して、毎日を常に前向きに正しく優しく正直に生きていかなきゃダメなんだろう。 その為には本当にいろんな愛が必要。 誰もが昔には戻れない…。 今を大事に生きることだ。 いえ、後悔してない 私は何ひとつ後悔してない 私に起きた良いことも悪いことも 私には同じこと またゼロからやり直そう 私の人生、 私の喜びは今日から始まる あなたと共に始まるのよ 悔いのない人生が送れる人は幸せだ。
- まんじゅ
5.0点
物語は、エディット・ピアフの普通でない人生を、その幸も不幸もひっくるめて素晴らしいと称えているかのようです。愛すべき彼女を作り手は優しさで包みつつ、生々しく映像化しています。 まさに愛の賛歌!私の10指に入る一本、お勧めです。
- スーザン
3.0点
エディット・ピアフの複雑な人格と人生を見事に演じきったマリオン・コティヤールが凄い。 それがあまりにハマり過ぎて、エディット・ピアフの伝記映画と言うよりも、マリオン・コティヤールの怪演を観る映画となってしまったのだが。
- fiv********
5.0点
何これ、オバQが歌ってる。 と思ったら突然ステージで倒れると言う衝撃カットで幕が開く。 次のシーンは、それから時間がさかのぼり貧しい少女が写し出される。 そうオバQもこの貧しい少女もこの作品の主人公エディト・ピアフその人である。 名前も知らなかったが、フランスでは知らない人がいない程の国民的シャンソン歌手。 シャンソンを聞かない人でも彼女の代表曲である「愛の讃歌」を一度は聴いた事があるはず。 そんなスーパースターがなぜに若くしてオバQのような容姿になってステージに崩れ落ちるのか。 彼女は、48歳の若さでこの世を去ることに。 短くも壮絶で過酷な人生を余すところなくこの作品では丁寧に描かれている。 この彼女の短い人生の大半を演じたマリオン・コティヤールの神憑りの演技が凄い。 もちろんこの作品で主演女優賞のオスカーを受賞している。 またこの作品は、全体的に暗いシーンが多いにも関わらずとても美しい映像に引き込まれる。 まるで演技、映像、音楽が一本に詰め込まれた最高の芸術作品。 この作品を観たあとに耳にする「愛の讃歌」はきっと今まで以上に深く心に染みることであろう。
- oy3********
5.0点
本当にいい映画って年に1~2本だけど、これはすごい数年に一本現れる名画だね。主演の演技も入神だし、ピアフの貧困の生い立ち、アーティストのわがままや嫌なところ、それを含めての彼女の魅力や舞台への執念に魅せられました。見終わっての拍手です。 なぜ日本人ってこんな凄い映画で、皆感動しまくりなのに、それを表現しないのでしょうかね。観客としてうぶなのかな。
- old********
5.0点
(^.^)
- bak********
5.0点
ネタバレ壮絶な人生が伝わってきた
このレビューにはネタバレが含まれています。 - dor********
4.0点
レンタルで自宅で鑑賞しました。 時系列が前後するのと、40代で80歳くらいの外見にまで老け込むので、エディット・ピアフの生涯をウィキペディアでなぞるくらいの予備知識が必要かな、と思います。 私は観ながらググりました(笑) エディット・ピアフの歌と、マリオン・コティヤールの演技(特にあの、人生を煮詰めたようなダミ声!)がとにかく説得力があって、素晴らしかったです。 見終わってから余韻が広がる感じ。 「愛」がテーマですが、友人への愛とか、子供への母性愛とかは、全くない(笑) この作品での「愛」は、純粋に「異性への愛」なんだな、と私は理解しました。 なので、少し薄っぺらさを感じていたのですが、レビューでフランス語の原題は「La Mome」=子供のように小さな女性、ちびっこだと知って、納得。 この作品の主題は、La Momeとして親しまれた往年の名歌手、そして、そんな彼女の子供のような純粋さ、ひたむきさなんだろうな、と感じました。 素晴らしい映画でした!
- 一人旅
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - たぬぽん
4.0点
ネタバレマリオンの演技が素晴らしい
このレビューにはネタバレが含まれています。 - sha********
4.0点
秀作
- かぼちゃ
4.0点
マリオン・コティヤールにただただ惹きつけられました。化粧マジックを除いても、背格好・雰囲気をあそこまで再現するのは素晴らしい!20歳から晩年に移り変わる様子、年をとった演技も違和感なくできるのもすごい!
- ich********
3.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kun********
3.0点
相当の変人だったらしいが、役者さんの快演で何となく雰囲気が判る。 これだけ変わった人とナチ支配下のパリだとさぞ興味深いエピソードがあると 時代の進みに期待したが、いきなり期待してた時代は飛び越えて物語が進んでた。 話もそう面白く無いのでリタイヤしようかと思ったほどガッカリ。 音楽が素晴らしい訳でも無し。 素晴らしい声量と表現力は天分だったんでしょうが、音楽家の一生の映画にしては、音楽に盛り上がりが無いし感動も無い。 シャンソン好きだから余計なんでしょう。 洒落た今風アレンジでもあるのか?とおもったけど、音楽自体を重視してない。 主役の人の怪演だけに頼り切った物。 本人を知らないので、そっくり度も判らないし、 せめてシャンソンの素晴らしい演奏があればと なんだか期待外れ。
- jac********
5.0点
エディット・ピアフの名前は知らずとも、ピアフの曲は知っているだろう。彼女がどんな人生を送ったのか知っている人はあまりいないかもしれない。貧しい出自ながら、その美声でシャンソン界の頂点に立った。 この映画は役者陣の演技力も素晴らしいが、曲や演出が見事。ピアフの数奇な人生を観たうえで、最後の「水に流して」の熱唱を聴くと、思わず涙が出てしまう。本当に素晴らしい映画。フランス映画ではあるが、観やすいのでオススメ。
- yok********
5.0点
この映画、エディット・ピアフさんは本人のドキュメンタリーでしょ?と、信じてしまうほどの演技力。今まで観た映画の中の女優さんでNo. 1の人です。 構成も秀逸で監督のセンスの良さが伺える。久々にずっしりと感動した作品。
- yuk********
5.0点
素晴らしかった♡
- blo********
4.0点
もし何時か人生があなたを奪ってもあなたが死んでも、あなたが遠くへ行ってもあなたが愛してくれさえすれば平気だって私も死ぬのだからあたし達は永遠に生き、広々とした青い空の中で問題なんかなにもない空の中で恋人よ、愛し合うのだから・・・・の「愛の賛歌」が殆どなく「バラ色の人生」が殆どであるので、代表作をTitleに入れたいのは解るが原題のバラ色の・・・をTitleにして欲しかった。 波乱万丈で凄まじい人生。勝手気侭で周りを振り回し、自由奔放だったけれど、自分に正直に生きたピアフ。精神等苦痛を忘れる為、アルコール&モルヒネに頼り中毒等になり47歳という若さでこの世を去ってしまったけれど、思いを込めて精一杯生き抜いた、輝いた人生だったのだと、ただ実話と謳うなら、イブ・モンタン等愛人にイイ様に利用(カモに)され売れたら捨てられた等が劇中になかったのは、残念でしたが、コティヤールの熱演と、愛に生きたピアフのDramaticな人生が堪能できるイイ作品でした ★5
- non********
5.0点
フランスの伝説のシャンソン歌手、エディット・ピアフの伝記映画。主演は「ダークナイトライジング」でタリア・アル・グール役のマリアンコーティーアール。 終始猫背で老いた姿としゃがれた声、仕草など本当にお婆ちゃんにしか見えないマリアンがとにかく熱演しています。あんなに美人な人が年老いたシャンソン歌手の姿とは驚きの連続です。素晴らしい。 どん底の幼少時代から、生きることの素晴らしさ、切なさ。。そして複雑さを繊細に表現しているとても良い映画でした。
- mas********
5.0点
私は、この手の映画が好きです。 ココシャネル、マリアカラス、そしてエディットピラフ きらめく才能をもつ女性は、なにか違うのです。 彼女にとって歌うとは、母との思い出であり、父への祈りであり、 神への讃美歌だったのかもしれません。 シャンソンはなんとなく縁がなかったのですが、 好きになりました。 それにしても、シャンソンの歌詞は愛の街、パリならではなのでしょうか?(笑)