ガーディアン -ハンニバル戦記-
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(6件)


  • kih********

    4.0

    安い授業料で、歴史のお勉強。BBCテキスト。

     歴史のお勉強として観た。だから教科書か参考書のようなものだ。それが非常に良くできている。いいお勉強になった。 分かったこと:  ・この頃からすでにローマ帝国が幅を利かせていた。キリスト教誕生の200年も前だ。キリスト教誕生の背景が見える。その頃日本では弥生時代、環濠集落から「くに」に変化する時期。  ・帝国からの防衛のために、アルプス越え・裏面攻撃という大作戦があった。像が重要な軍備であった。行軍中に脱落・逃亡・犠牲者が多数だった。  ・ハンニバルは大勝利を成しながら、止めを刺すことをしなかった。これが何故か分からない。「勝利はできるが、勝利を生かせない」。こういうことは大小様々、歴史のあちこちに見られる。  ・結局は宿敵ローマの将軍スキピオにやられることになる。  イギリスBBCはいい作品を作る。ローマ帝国のシリーズものがあるという。それをテキストにして、しばらくお勉強させていただく。安い授業料。

  • Yuto K

    2.0

    悪くはない

    ただ「映画」としてはあまり評価できない

  • syu********

    4.0

    羅馬帝国史上最大の敵 カルタゴ名将

    カルタゴ名将ハンニバルを主役の映画は本邦初公開と思う。今まで何故上映されなかったのか。地味ではあるが、史実に沿ったストーリー。特にカンナエの戦いの場面は参考になった。ハンニバルの用いた包囲殲滅戦法は現代の陸軍士官学校でも必ず教材として使われる程に完成度の高いものである。 ∽1959.「カルタゴ」

  • kaw********

    3.0

    ローマ時代を知る

    ハンニバルと言う人は戦術に関してはアレキサンダー大王、ピュロスに次ぐ人で大帝国になりつつあったローマをもう少しのところまで追い詰めたカルタゴの名将で、日本人では楠木正成、真田幸村のように孤軍奮闘した将軍だと言う感じがして好きになった。実際最後は昔の日本人で言うきれいな死に方はしていないが…今回この映画はそのハンニバルが勝ちまくっていた所までだったけど難しい感じはなくスムーズに見ることが出来ました。自分的には悪くないと思う。

  • oot********

    5.0

    名将ハンニバルを描いて秀逸

    英国BBC放送作製のテレビ映画で、DVDで鑑賞したが、とてもテレビ映画とは思われぬほど迫力があり、映像も、衣装、美術もすばらしかった。 ローマ帝国を徹底的に苦しめたカルタゴの名将ハンニバルは、あまりに有名だが、不思議なことに彼を主人公にした映画を見たことがない。 この作品は、ハンニバルの人間性に堂々と正面から取り組んでいる。 私の予想を遥かに超えていて驚かされた。 時代考証なども正確で、優れた伝記映画といえる。 ハンニバルについては、不明な点が多い。逆に言うと、都合よく勝手に映画をつくれるわけだが、とことん「史実」に忠実に描いているところに、非常な好感が持てた。 残念なのは、ハンニバル役の俳優に貫禄が無さ過ぎること。 どう見ても、貫禄負けしている。ハンニバル配下の部隊長あたりが似合うだろう。 演技は悪くないのだが、〔カリスマ性〕という最大の要素に欠けているのだ。 とは言え、戦闘シーンの重厚さなど、本格的な映画に決して見劣りしない。 テレビ映画で、よくここまで完成度の高い作品を作製できたものだと、感心した。 ハンニバル・バルカは、紀元前200年代の武将ながら、現代にも影響を与えるほどの天才的な戦術家である。 軍隊の教材には現代でもハンニバルの包囲殲滅戦法は必ず入っている。 そんなハンニバルの戦闘シーンがお粗末であったとしたら、映画が根底から崩れ去ってしまうところだが、監督の演出は(限られた予算であるにもかかわらず)秀逸だった。 40頭ちかい象を率いた大軍での、ローマ人の想像を超えたアルプス山脈越えは、ローマ帝国を驚愕させた。 《カンナエの戦い》でのローマ軍との死闘では、ハンニバルの高等戦術によって、大勝利を得た。 ローマ軍の戦死者は6万人にちかいと記録されている。 ちなみに、あれだけ泥沼化したベトナム戦争でのアメリカ軍の戦死者が約5万8千人であることを考えると、どれほどの大会戦であったかがよくわかる。 この大勝利のあと、ハンニバルは、時期尚早として、ローマを直撃しようとはしなかった。 騎兵隊長マハルバルは即座にローマ攻撃を主張したが、ハンニバルは首を縦に振らず、 『あなたは勝利することはできるが、その勝利を活用することを知らない』 と、マハルバルが吐き捨てるように叫んだと記録されているが、その緊迫のシーンも見事に再現されていた。 終生のライバルとなったローマの将軍スキピオとの関係もうまく描写されている。 この作品を超えることは容易ではないだろうが、数十億円を投入した劇場版『ハンニバル戦記』を見れる日を楽しみに待ってみたい。

  • k_y********

    4.0

    ちょっと物足りない

    新興国ローマが地中海の覇権を求めて大国カルタゴを滅ぼす100年続いたポエニ戦争の内、もっとも歴史上に名高い第二次ポエニ戦争を扱った作品です。確かに原題通り「ハンニバル」では羊たちの沈黙のレクター教授のことだと勘違いするでしょう。でも、ガーディアンはないんじゃない!何のことかわからない。それでもカルタゴの名将ハンニバル・バルカの生涯が映像化されたことはとてもうれしいです。ちょっと主役のハンニバル役の俳優が頼りなく見えるけれど、戦いのシーンはいいできです。ハンニバルは好きな人物なので、いろいろ本を読みました。日本人には馴染みがない人ですが西洋人にとっては恐怖の代名詞なので良く書かれていないことが多かったです。因みにレクター教授の名前は畏怖を感じる存在としてこのハンニバル将軍からとられているそうです。なお、副題には「ローマ帝国の悪夢」とありましたが、この頃はまだローマは帝国ではなく共和国でした。劇中でもありましたように軍隊は元老院の命令でしかも執政官2人で指揮されていた(軍隊が暴走しないようにお互いに監視するように)ので思うように動けなかったようです。決戦を前にしてハンニバルとスキピオが会見するシーンは感動します。

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