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相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン (2008)

AIBOU THE MOVIE

監督
和泉聖治
  • みたいムービー 346
  • みたログ 3,260

3.61 / 評価:1,553件

役者の魅力に救われた愚作

  • h_a_m_a_m_a さん
  • 2012年11月4日 1時20分
  • 閲覧数 3128
  • 役立ち度 10
    • 総合評価
    • ★★★★★

作品全体としては悪いとは言わないが、脚本だけで評価するなら愚作と言わざるを得ない。逆に言えば、役者が良かったからかろうじて作品として成り立っているという印象である。

「相棒」の二人は相変わらず息のあった活躍を見せて小気味良い。役者は若手からベテランまで味のある演技を見せている。

何が悪いかといえば脚本で、失敗作と言っても過言ではないと思う。「チェス」「マラソン」「マスコミの偏向報道」と取り上げた着想自体は悪くない。しかし、アイディアを詰め込もうとするあまり、前半で広げたストーリーを最後まで維持できていない。一言で言えば「竜頭蛇尾」なのである。

個々の局面はそれなりに緊迫感もあって楽しめるのだが、全体を通して見ると犯人像や事件像に一貫性がなく、犯人像がぼやけている。後半で犯人側の正義を描こうとしているが、前半で描いた「ゲームのように殺人を楽しむ」という「卑劣な」犯人像と矛盾してしまっている。

せっかくのアイディアであるチェスとマラソンという二つの要素も、結局、どちらも最終的な謎解きには関係が無い。犯人が分かる理由も平凡でお粗末そのもの。その点で、謎解き映画としては落第である。

で、最終的にはお涙頂戴の展開になるのだが、先に述べた通り犯人像がボヤけているせいで、犯人側の動機に感情移入できない。それでも見られるシーンに仕上がったのは犯人役の役者の力量のおかげである。

繰り返すが、役者と着想は良かった。だから、力量のある脚本家の手で、首尾一貫した作品に仕上げてもらいたかったと思う。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

イメージワード

  • かっこいい
  • 知的
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