レビュー一覧に戻る
童貞。をプロデュース
2007年8月25日公開

童貞。をプロデュース

852007年8月25日公開

aoz********

1.0

人権問題

映画やドキュメンタリー作品以前 に監督の人間性を疑う。 こんな人が映画学校の講師を勤めていて良いものかと思った。 松江監督は他の作品の舞台挨拶や作品を見たことがある。 監督自身がマイノリティでもあり、その分、同じマイノリティの生きづらさや苦しみを理解できると思っていたのだが…。 面白い取材対象を見つけ料理し、インパクトがあったり売れたりヒットしそうな作品を作って一丁上がりという、どこか撮影対象への愛を感じず、どこか自分の利益になる美味しい素材として扱ってるような不純な感覚を感じた。 ドキュメンタリーの先輩作家の方からも、松江監督は度々、撮影対象との紳士な向き合い方はできていないと指摘を受けている。 この作品では出演者に同意なく、童貞を無理やりプロデュースしてやろうという上から目線で、人の人生にも大きく影響を及ぼす性に対する経験という、プライベートで繊細な事柄を、面白い画を取り 自分の名前を広げたい儲けたいという独善的な気持ちで弄んだ。 場合によっては大きな社会問題にもなりかねなかった。 ・パワハラ・セクハラで性行為を強要し、出演者やその関係者を深く傷つける ・ 出演者の私生活や性の問題を取り扱った内容なので、今後どのように上映しているのか 出演者と相談する決まりになっていたのに、監督は約束を守らず、出演者は流して欲しくない内容を勝手に上映していた。 …等が 映画が完成ししばらくした後に関係者から暴露され大問題になった。 この作品の中に正式に含まれてはないが、そのことに抗議する出演者は法的な対策などではなく、表現として決着をつけようと、ある上映会の舞台挨拶で、 監督の撮影時の 性行為の強要、作品の無断上映等を舞台挨拶中に暴露し、監督に問い詰め、とんでもないことを監督に仕掛ける…。 これこそが この作品の本当のラストという人もいる。 そういう経緯もあり作品DVDは販売されていません。 しかしその後、出演者はこの監督とは違う作り手に巡り会い、日の目を見ることにもなったのではあるが… 監督は心の底から反省し、出演者や撮影対象と真摯に向き合い、人生をかけて償い、悔い改めることを切に願う。

閲覧数1,369