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シナモン the movie (2007)

監督
杉井ギサブロー
  • みたいムービー 4
  • みたログ 31

2.68 / 評価:22件

ある日曜日の、ひねくれ親父の独り言

  • さん
  • 2008年1月30日 18時44分
  • 閲覧数 745
  • 役立ち度 26
    • 総合評価
    • ★★★★★

金曜日は会食で午前様。土曜日は丸1日仕事で妻に子供を任せきり。流石に申し訳なく、日曜日、妻が一人になれる時間を作ろうと娘を映画に誘う。

朝起きてハブラシに歯磨き粉でなく、洗顔料をつける・・・。お疲れ度がピークに達している象徴だ。上映中の映画で最も癒されそうな「シナモン」を選択し、父娘で鑑賞。

冒頭、カフェを営む女の子、アンナの元にシナモンが迷い込む。シナモンは、カフェで暮らす他の子犬キャラ達とすぐに打ち解ける・・・。アンパンマンでも同様に感じたのだが、あのカフェに客は来るのだろうか?如何にして生計を立てているのだろうか?周りは経済力もなさそうな動物ばかりだ。そもそも他に人間が居ない。そんな無粋な心配をぶつぶつ呟く、現実目線の自分が少し嫌になる。

シナモンとその仲間達。シナモン、カプチーノ、エスプレッソ、シフォン・・・そのネーミングはカフェで提供される飲食物で統一されている。可愛らしくも統一感のあるネーミングに好感を持つ。しかし同時に、以前鑑賞したプリキュア5を思い出す。ドリーム(体感現象)、ルージュ(化粧品)、アクア(化合物)、ミント(植物)、レモネード(飲料)・・・。この統一感のなさと言ったら・・・そもそもネーミングの基本構造とは・・・とブツブツのたまふ。現実目線に加え、仕事モードの自分が更に嫌になる。

アンナに恋心を頂く町の外れに住む魔法使いチャウダー。彼の邪心が抜け出して敵の(パン生地型の)怪物となる。ドラゴンボールの魔人ブーと同じ展開だ。新しいアイデアはないのか。それに、邪心が抜け出すなんて抽象的な現象を子供は理解できないだろう・・・。仕事モードというより、ただのひねくれ親父な自分に溜め息をつく。

ネタバレになるので書けないが、結末のロジカルではない展開に、またもやブツブツとツっ込む。もはや世の嫌われ者だ。

ただ、素直目線で観ても、大人・子供関わらず物語が楽しめる映画ではないと感じる。キャラを楽しむ映画であろう。確かにキャラは可愛い。流石サンリオさん、この会社の知的財産は凄いもんだ・・・いかん、また仕事モードだ。とにかく物語の魅力はあまりない。娘も終始、「素(ス)」の様子だ。そんな娘が唯一反応したシーン・・・。

シナモンをはじめとした主人公達が、ポットのお化けに追いかけられ、熱いコーヒーを頭からかけられそうになる。

親としては、勧善懲悪に共感したり、可愛いキャラや舞台に心ときめかせたりして欲しいのだが、その想いとは裏腹に、主人公達が痛めつけられそうになるシーンを嬉々として見ている。そのドSぶりに落胆しつつも、父親の私がこんな映画の観方をしてるようでは、それもまぁ仕方ないと半ば諦める。

Yahoo映画で話題の「コマねこ」。並居るお気に入りの「野郎」レビュアさんが癒されたこの映画。次はこの映画を観て汚染された心を洗濯しよう。マイルド洗剤では汚れは落ちそうにない・・・。といより私の性格が曲がっているだけか。ぶつぶつ・・・ブツブツ・・・独り言は続く。

詳細評価

物語
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