くーっ!かっこいいぜヒコーキ野郎!
- エンジェル さん
- 2008年1月26日 23時54分
- 閲覧数 378
- 役立ち度 33
- 総合評価
男には自分の世界がある。
いや、女のワタシは立ち入らずに、ソッと守ってあげたい男の世界がある。
そのひとつが「ヒコーキ野郎たちの世界」。
そうっ!まさに、この映画!
アニメ【紅の豚】の空中戦シーンが好きな人には絶対オススメ。
「最後の騎士道」と呼ばれた複葉機の戦いは、もうホント男の世界。
背中で泣いてる男の美学っすよ、おにーさん!
複葉機や三葉機が、大空を縦横無尽にバラバラ飛んでるシーンなんか鳥肌もの。
グワッと正面から敵機が飛んできて、敵と眼がバチッと合ってスレ違うとか、
ぐわんぐわん上下しながら駆け引きしつつ追いかけっこしちゃうとか、
コレは絶対に大画面で観てほしい!
あと、淑女の皆さん!
【スパイダーマン3】で「あらん、ハリー役のコ、イイわん♪」と思った方。
ハリーくん(ジェームズ・フランコ)主役です。カッコイイです。
軍服萌えでオジサマ好きの方。ジャン・レノがずっと軍服姿です。(爆)
そして、ジェラルド・バトラー好きの方。雰囲気似のイケメンが出てます。めっさ素敵です~♪
…ま、とはいえ、難点もあるんです。
メインとなるのは、ドイツ軍とイギリス・フランス連合軍が戦っていた第一次大戦時に、
中立国アメリカから自ら志願してフランスに渡り、英仏連合軍の戦闘機乗りになった若者たち。
「アメリカ初の戦闘飛行中隊・ラファイエット戦闘機隊」の「実話に基づく物語」なんだけど、
戦う男たちのヒューマンストーリーとしては、ちょっと物足りない。
もっとエピソードを創作しちゃってもよかったんじゃないかなぁ…。
主人公と少女の恋愛エピも中途半端だけど、彼女が出ることでフランスの雰囲気が感じられたからマル。
戦争の怖さや虚しさ、男と男の友情、可憐な少女との恋……
どれもソコソコなのでデートムービーにもオススメっす。
少なくとも彼女に「何でこんなの連れてきたのよ!」とは言われない…と思う。(笑)
あと、飛行機マニアやミリタリー・マニアには苦笑もののシーンも多いみたい。
「レッドバロンがいっぱいきたー!」、うん、確かにそうでした。(笑)
でも、あんまりよく知らない、って人には問題ない範囲だと思います。
ワタシは全然気にならなかったので。^^;
戦闘機教習シーンとか面白かったし。
さて、すっかりマイナー扱いされている映画ですが、細々と全国を巡っているようです。
お時間のある方は、ぜひ!右の「上映中の映画館」をクリックしてお出かけください。
2月からは大阪でも公開しますよ~。
余談。
実は今年、ドイツ映画【The Red Baron】が出るんです。
ttp://redbaron-themovie.com/
(↑アタマにhを入れてね)
過去に【レッド・バロン】という映画がアメリカで作られていますが(晴雨堂ミカエルさんがレビューされてます)、
とうとう、というかやっと、本家本元ドイツの「レッドバロン」登場です。
これをワタシは、なんとしても日本で公開してほしい!!!!大画面で観たい!!!!!
それには、同じ時代のヒコーキ野郎もの【フライボーイズ】の興行成績も関係あるかもなぁ…なんて思ってのレビューなのでした。
てへ♪( ̄∇ ̄*)>
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