悲壮感の少ない戦争映画「紅の豚」風味
- ada***** さん
- 2008年7月23日 11時18分
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第一次世界大戦時、アメリカの青年たちがフランス軍として参戦。発明されたばかりの飛行機にのって、勝利に貢献したという史実に基づいた作品。
★何だか悲しみが伝わってこない・・・残念ながら、暗さが足りない様に思えた。友人たちが次々に逝ってしまうのだけれど、“死”に対する若者たちの苦悩があまりみえないのだ。
★親はどうして息子を死なせたいのか・・・肉親も住むところも失って自ら志願したオトコ以外は、親に勧められてやってきた。家名を汚している息子を「名誉の死」を持って家に迎え入れる為に、戦場に送り出す親。自分も親のはしくれとして、これは絶対に納得できない事だった。どうか幸せに・・と願うのが親、必ず生きていて・・・と望むのが親、そう思っているのに、これはナイでしょ。許せません。
★宿舎が立派すぎ、食べ物にも困らない・・・これが史実だったらスゴイよね。まぁ遠くからはるばる助けに来てくれたアメリカ人を歓待しているのだろうけれどね。
◎ジェームズ・フランコ・・・見たかった~満面の笑顔も苦悩の顔も好きです♡ 昭和顔?ですね。SF物には向かないかも。もっとフランス語を話してほしかったな。愛の言葉はやっぱりフランス語だと思うから。
○まるで「紅の豚」の世界。ちょうどその頃?のお話です。「紅の豚」でもアメリカから助っ人がやってきましたよね。戦闘シーンもまるでアニメを見ている様でした。手に汗握るというよりは、安心して見ていられる感じ。良いか悪いかは????????。「紅の豚」の方が、悲しくて面白くてカッコよかった。そういえばアニメ大好きなのにレヴュしてませんねー。再見しようかな。
★エンディングがあっさりし過ぎ・・・史実に基づくってお話はだいたいそうですね。盛り上がりに欠けることが事実の条件?
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