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ディスタービア (2007)

DISTURBIA

監督
D・J・カルーソー
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3.24 / 評価:744件

解説

アメリカでロングランヒットを記録した予測不可能なサスペンス。自宅軟禁中の青年が、近所ののぞき見を始めたせいで事件に巻き込まれていく様子を描写する。主人公役に『トランスフォーマー』のシャイア・ラブーフ、その母親役に『マトリックス』シリーズのキャリー=アン・モスがふんする。デジタルカメラや携帯電話といったハイテク技術を駆使し、若者たちが犯人を追い詰める奮闘ぶりは必見。

シネマトゥデイ (外部リンク)

あらすじ

交通事故で父親を亡くしたケール(シャイア・ラブーフ)は自分を見失い、学校で教師を殴り3か月の自宅軟禁処分を受ける。時間を持て余した彼は、退屈しのぎに近所ののぞき見を開始。彼の親友のロニー(アーロン・ヨー)と、隣に引っ越してきたアシュリー(サラ・ローマー)も巻き込み、3人はスパイ活動に熱中していく。

シネマトゥデイ (外部リンク)

映画レポート

(C) 2007 Dream Works LLC and Cold Spring Pictures. All rights reserved.
(C) 2007 Dream Works LLC and Cold Spring Pictures. All rights reserved.

「ディスタービア」「裏窓」の設定を借りてはいるが、新しいアイデアが生きている

 ヒッチコックの名作「裏窓」に設定を借りてはいるが、新しいアイデアが生きて、上出来のサスペンスになった。そのアイデアとは主人公ケールの足首につけられた監視用のセンサー。高校生の彼は教師を殴って3カ月の自宅謹慎を食らい、半径30メートルの外に出ると警察のアラームが鳴ってパトカーが駆けつける仕組みなのだ。血の気の多い高校生を家に閉じこめておくのにこれ以上のアイデアはないし、隣に可愛い娘が引っ越してきてつい覗き見するという流れも自然だ。しかも30メートルの境界線を挟んで、かなりスリルのあるバトルも展開。

 後半、絶体絶命のピンチに追いつめられたケールが、パトカーに来てもらいたくて必死にその境界線を越えようとしたり、そんな時に限って、今回は見逃してやろうという警官の温情が仇になったり、なかなかハラハラさせられる。「裏窓」では、カメラがジェームズ・スチュアートの部屋から一歩も外に出ないのだが、ヒッチおじさんの名人技に対抗しようとなんて野心を捨てて、仲良くなった隣家の娘や同級の親友を動かすことで、素直にカメラの行動範囲を広げた演出も感じが良い。そもそもケールが暴力沙汰を起こしたのは父親を交通事故で失ったトラウマからだが、事件を解決して足のセンサーがはずされた時、そのトラウマからも立ち直るという自己再生を織り込んだことで、映画の土台がしっかりした。(森山京子)

映画.com(外部リンク)

2007年11月15日 更新

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