あらすじ・解説
1951年3月8日。ニューヨークのシンシン刑務所で、アメリカを震撼(しんかん)させた凶悪な殺人犯、レイモンド・フェルナンデス(ジャレッド・レト)とその恋人マーサ・ベック(サルマ・ハエック)の死刑が執行されようとしていた。しかし、彼らを逮捕した張本人であるエルマー・C・ロビンソン刑事(ジョン・トラヴォルタ)は、浮かない顔で執行を見つめていた。
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作品レビュー(65件)
- sai********
3.0点
ネタバレ死刑は当然と思わせる映画
このレビューにはネタバレが含まれています。 - npg********
2.0点
he is belong of me. 女の嫉妬とか、それともただのクレイジーな奴の殺人だったか。 最後までどちらの要素もしみじみと感じ取れました。 日本の午後のサスペンスドラマとは違うようで似ていました。 最初に犯人が登場~いきさつ~そして逮捕 話が飛ぶので最初とまどったけど、犯人の殺し方がよくわかり、うまくいえば簡単に見れる映画なのかもしれないです! 話はべつに驚かされたり、興味をひくようなシーンは少なかったのですが、なぜか最後まで見入ってしまいました。 あたしは最後の死刑のシーンが印象的でした。 あのシーンまでは評価2かな~>< にしてもどの映画も死刑のシーンって濃く深いです・・・ 最後に・・・ サスペンスとミステリーの違いってあたしにはよくわかりません 最近混ぜた映画が多い気がするし・・・ でもこの映画は間違いなくサスペンスの基本の土台だと思いました!
- y0u********
4.0点
マーサが美しすぎる。 実際には残ってる写真で見る限り、もっとおデブでオバハンちっくに見えるけど。 この作品を観るまで、ジャレッドレトはティーンエイジ向けのアイドル俳優だと思っていました。 が、この映画での役作りを観て違うのだなと気付きました。 アイドル俳優なら禿げ散らかしたヅラの詐欺師なんてやらないだろうからね。 でも、出会いのところや犯人達の人となりなどがもう少しよくわかる作品だと良かったな。
- kak********
4.0点
物語は、監督であるトッド・ロビンソンの祖父が実際に扱った事件がモチーフになっているだけあって、時代考証だけでなく綿密な描写に驚かされる。 事件が凄惨なだけに、猟奇殺人事件を思わせるが動機は意外なものだった。 主演は、「サタディナイト・フィーバー」の鮮烈な印象が忘れられないジョン・トラヴォルタだが、ここでは派手なパフォーマンスは皆無で、心に闇を抱える刑事を好演。相棒役も、TVシリーズ「ザ・ソプラノ 哀愁のマフィア」のトニー・ソプラノ役で知られるジェームズ・ガンドルフィーニ。巨漢を駆使して大暴れかと思いきや、こちらも実に地味な演技で見せてくれる。 共演と言うより、物語の主役とも言うべき役は、「ダラス・バイヤーズクラブ」でアカデミー賞助演男優賞受賞のジャレット・レト。と、「デスペラード」、「フロム・ダスク・ティル・ドーン」そして「ダイヤモンド・イン・パラダイス」などで情熱的な演技を披露しているサルマ・ハエック。 他でも、父親がジェームズ・カーンで、TVシリーズ「HAWAII FIVE-O」のダニー役で知られるスコット・カーン。父親がブルース・ダーンで、「ジュラシック・パーク」の演技が光るローラ・ダーン。TVシリーズ「メンタリスト」のゲイル・バートラム役で知られるマイケル・ガストン。そして「テラビシアにかける橋」のメイベル役が可愛いベイリー・マディソン。など多彩な顔ぶれが脇を固めている。 この世に”光と闇”があるなら、”闇”の部分を描いた作品だけに全体的に暗いのはやむを得ないが、丁寧な演技と緻密な映像が深層心理を深く追求しているため、事件のむごさは緩和されているのが救いである。 悲喜交々の人生であるからこそ、時には”けじめ”が必要なのかもしれないが、その後に新たな出発が待っているのなら、決して避けては通れない道だと思わずにはいられない。 ラストシーンはそれを象徴するかのように、シルエットが美しく感じられて、この物語の締めくくりに相応しい映像だった。
- eig********
4.0点
トラボルタ演じる主役のエルマー・C・ロビンソン刑事は、監督・脚本を務めたトッド・ロビンソンの実の祖父だそうです。 つまり、この作品は監督のトッド・ロビンソンが、実話である連続殺人事件を担当した自身の祖父の気持ちになってそれを描こうと試みた作品です。そうすると、登場する息子は監督のお父さんになるのでしょうかね。また、自殺した奥さんは祖母になるのでしょうかね。まあ、そのへんは事実かどうかはわかりませんが、いずれにしても、おそらく監督の個人的な思いも映画の中で表現しようとしたことは間違いないでしょう。 そんな監督の意思をトラボルタは良く演じていると思います。自殺した妻への思いにふさぎ込み、息子との心のすれ違いに苛立つ様子は見せるものの、よく彼の役回りにありがちな暴力的な一面はほとんど見せません。一瞬かっとなっても、ぐっと抑えるというシーンが続きます。悲しさや虚しさを心に抱きながらも、刑事という仕事を粛々とこなし続ける、そんな役柄です。 連続詐欺、連続殺人の男女二人組も、実話からだいぶ脚色した面もあるようですが、この映画の中では、サルマ・ハエックが演じるマーサが、かなりの悪女として描かれています。マーサも当初はほかの女性たちと同じようにレイに騙されそうになったという設定ですが、初めて登場した時点から女性としての魅力を溢れさせ、実はマーサがレイを操っていたという設定になっています。メキシコ訛りの英語も印象的です。 タイトルの「ロンリーハーツ」は、アメリカではいわゆる雑誌などの「恋人募集」コーナーを意味するそうで、多くの被害者はそこから詐欺師に騙されたということですが、おそらく、この映画としては、加害者にも、あるいは、それを追う刑事たちにも、あるいは、人生において誰でも、そうした寂しい心を持っているということも暗に伝えたかったのだろうと思います。
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