第27章
- ひじり さん
- 2013年6月8日 15時01分
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1980年12月8日ジョン・レノンはなぜ殺されたのか?
マーク・デイヴィット・チャップマンがジョン・レノン殺害に至るまでの3日間―
観終わって、どうしたらいいか理解出来ない作品でしたね。
何も伝わって来ないし、この作品を観て今まで生きてきて得た価値観にスパイスを加えられる事もない。
何故なら、制作側の『答え』がない。
ただ、ジョン・レノン殺害の舞台裏を撮っただけ。
監督のJ・P・シェファーは、「ジョン・レノンとJ・D・サリンジャーに感銘を受けた同じ人間として、殺意を抱く事に理解が出来ない。だから、映画を通してこの男を追いかける。」と言っている。
その発想がまず間違っているとしか思えませんでした。
そんな事言っていたら、世の中殺人者だらけですよ。
他の殺人者の心理的状況はどんなものだろうか…。
もしかしたら、皆同じようなものかもしれない。
作中のように、葛藤があり、出来ることなら時間だけが過ぎ去って欲しい。
いや、ボクにはわからない。
追っても解決しない、答えは出ない。
ただ一つ分かったのは、ジョン・レノンを殺害したら、映画化されるという事はわかった。
マーク・デイヴィット・チャップマンが、殺害時所有していたもの。
「ライ麦畑でつかまえて」と「38口径のリボルバー」。
どう考えてもリボルバーを所持していた事を、より問題視すべきでしょう。
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