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ウォーター・ホース
2008年2月1日公開

ウォーター・ホース

THE WATER HORSE: LEGEND OF THE DEEP

1122008年2月1日公開

edo yabo

2.0

日本には「のび太の恐竜」がある

ありきたりの話を、また、宣伝で客をひこうという、これもありきたりの作戦で、がっかりするばかりです。 欧米の人たちはネッシーに思い入れがあるのかもしれませんが、日本人にはここの時点で興味が低いと思います。また、ケルト民族の昔話のウオーターホースが題名のとおり、伝説としてあるようですが、これまた僕には聞いたことのない話で、ますます差がついているようです。 それから、1枚の写真(捏造)に隠されたもうひとつの物語というのも、フィクションだからいいとはいえ、強引に思えました。逆に言うとそれだけでここまで作り上げるのだから素晴らしいともいえます。 ストーリーは、戦争という時代に皆が翻弄されているときに、ナイーブな少年の、クルーソー(ウオーターホース)との出会い・友情・別れなどにより心の成長を描いています。 でも、ありきたりです。見るべきものはありませんでした。 さらに、軍隊の表現が滅茶苦茶で、統率が取れていないは、むやみに大砲は撃ちまくるは、実践ではまず勝てそうもありません。 少年の父は戦争で死んでいるのですが、時代を盛り込みたかったのなら、もう少しやり方があったように思います。 恐竜の映画なら、「のび太の恐竜」というすばらしい作品が日本にはあります。僕にはこちらのほうが上であると評価します。これは2006にもリメイクされているため、大人も子供も知っている作品で、たまたま映画館で隣に座った子供が、「ピースケのほうが良かった。」と言っていました。納得です。 それから、クルーソーの卵を見ていたら、ガメラ(小さき勇者たち)を思い出したのは僕だけじゃないと思います。 ひとつ、良かったところはクルーソーのCGです。オスカースタッフの自慢の映像なのでしょう。実在しそうだと思うほど見事です。 それから、アイルランド?の風景は、伝説を生みそうな雰囲気を醸し出していました。 少年の映画なので、少年が全てともいえますが、主役のアレックス・エテル君は素朴で純粋な少年を十分演じていたように思います。 少年とウオーターホースはいいのに、作品はダメなのは何ででしょうか? 他が全部ダメということですか。 ということで、この二つに星ということです。

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