作品レビュー(6件)
- pin********
3.0点
『スター・トレック』のパロディ。 主人公のいい加減な性格は、カーク船長を彷彿とさせてなかなか良かったと思います。 滑り出しもなかなか良く、映画版『スター・トレック』の中でも、僕の一番好きな、「故郷への長い道」のパロディのような展開。 ただ、未来の技術を使って地球を支配しちゃおうってあたりから、お話が分かりにくく、乱暴になっちゃう感じでした。 宇宙戦艦の戦いはなかなか迫力がありましたが、なにやら尻すぼみで終わってしまったような…。 でも、フィンランドのマニアの底力も見せていただきましたし、このあと『アイアン・スカイ』という傑作も生みだしましたから、この調子で頑張っていただきたいと思うのでありました。
- tsu********
3.0点
パロディ、しかも映画製作国としては馴染みのないフィンランドの作品とあって、「パッケージこそ凄いものの大したものではなかろう」と高をくくっていたが……。 少なくとも、宇宙艦隊同士の戦闘シーンはかなり凝っている。 スターシップのデザインも、本家スタートレックとバビロン5に似通っている事もあり(著作権侵害にならないか、と心配する程似通っている)、大いに楽しめた。 本家スタートレックでは、スターシップ対スターシップの戦闘シーンが意外と少なく、ましてや艦隊同士の戦闘シーンとなると、ほぼ皆無といってもいい。スペースオベラを名乗りながらも、大部分はごく普通のメロドラマなのである。 製作者は、その不満を解消したいと言わんばかりに、本作では艦隊同士の戦闘シーンを連発。 CG技術の限界もあり、流石にハリウッドを凌駕しないが、少なくとも日本が製作するものより迫力がある。というか、何故日本がこの程度のものすら製作出来ないのか、不思議に思う。製作していたら、日本のSF映画はもっともっと盛り上がっていたのに、と悔やむ。
- crd********
4.0点
地上シーンは学園祭レベルでモロ低予算自主制作。でもCGや宇宙の戦闘シーンになるとグッと良くなります。 ブラックなお笑い系、軽いコメディ映画ですから、地上のシーンのお粗末さには目をつむって、CGシーンで盛り上がりましょう。低予算ですから繊細な表現は出来ず雑なCGですが、動きがいいというか、戦艦同士の戦闘シーンの迫力は、本家以上に有ります。思わず手に汗握ります。 全体的に良く出来た映画だと思います。 いい。 何も考えず軽い気持ちで見てください。宇宙SF好きな人にお勧めです。
- oji********
1.0点
あくまでもコメディーですので、本家と比べると何ですが、宇宙戦艦の戦闘シーンは凄いです、コレがハリウッドではなく、フィンランドの『スタートレック』のファンが作ったという事にも脱帽、ただし内容はコメディーですので、あまり期待して見ないように。
- pai********
3.0点
B級、C級とあなどってはいけません。光子魚雷で戦艦やステーションが徐々にダメージを受けていく映像などは本家以上の迫力かも。フィンランドのヲタクさんたちが集まって作ったこの映画にはメッセージがあるかと。「俺達でもこれぐらいの映像は作れるんだぞ」と言わんばかりの凄さです。細部にもこだわっている作りをみると、わざとチープ感をだしているのだと思えます。台詞回しも凝っているし、かなりのパロディ作品です。
- wil********
2.0点
最初、スタートレックを違う方向で再現してるのかと期待したら・・・パロディー? まあまともにスタートレックを描くとコピーになるかあ?^^でも宇宙で戦艦が出るシーンはすごい!