あらすじ・解説
二枚目スターとして活躍中の草刈正雄(草刈正雄)は世間を欺く仮の姿で、その正体はコードナンバー“0093”の女王陛下の下で働く諜報部員だった。そんなある日、20年ぶりに女王からの指令が下る。そのミッションとは電波を悪用して視聴者の洗脳をたくらむ、IT企業社長の三輪嘉門(嶋田久作)による世界征服を阻止することだった。
シネマトゥデイ(外部リンク)
本編配信
スマートフォンご利用の方はアプリから視聴できます。
作品レビュー(49件)
- man********
5.0点
草刈正雄が最初からエンディングまで、あのかっこいいおじさんのままでギャグをやっていた。 しかも、本人は主題歌まで歌い、下手な演技で愛娘と堂々競演。 ストーリーは、あの007のパロディですから当然先は読めます。 そして、ギャグも読めるんです、確かに。 いや、読み以上に低予算を強調すべく、ベタなギャグが延々と。 そしてエンディングでは、変な意味で、役者やスタッフのド根性を見ました。 期待以上の作品で、たっぷりと笑いました。 続編が作られたら、ぜひ観たい。
- koy********
4.0点
ネタバレバカバカしい映画を創ろう!
このレビューにはネタバレが含まれています。 - taj********
5.0点
(注) どこの国の女王陛下もご出演されません。 笑う気満々で行ったのに、予想を六本木ヒルズの93倍(当社比)ななめ上ゆく大爆笑。 製作期間の短さを逆手に取ったクソやっつけ演出、役者陣の奇演怪演が見事に僕のツボに嵌り、文句なしの5つ☆獲得であります。 えー、とにかく笑えます。強烈にベタベタなので具体的には書かない(笑)。 ・イメージワード:「泣ける」…笑い涙で。 大人の事情(笑)で、初日舞台挨拶狙いの僕は開館の朝10時きっかりに六本木へ到着。窓口を見れば驚愕の「初回満席」となー!そんなに草刈正雄さんて人気あったつな(熊本弁)! 実は黒川芽以さん親衛隊が押し寄せてたようです。たしかにボンドガールならぬ初代マサオガール(笑)の黒川さん、丹羽多聞アンドリウPに恩があるとはいえあのフッ切れかた、万難を排して見る価値があります。メイド服で舞台に上がれば「年齢サバ読んでるよな」と野次られ(いや、かわいいぞ)、草刈正雄さんの二女・麻有さん(93年生)と並べば歳の差は如何ともし難く、ボンドカール風に胸へケータイ入れるなり「ひっかかるトコあるんすか?」と同僚カメラマン(和田聰宏さん)に突っ込まれる始末。しまいにはカメラ目線でバナナ食べる場面まで用意され、ファンならずとも彼女が正統派女優に戻れるのか気になってしまいます。ま、実力あるから笑えるコメディーができるわけで、杞憂なのですが。 なんでだろ、好みでもないのに(もうええっちゅうに)主役差し置いて書いてしまいました。そういうわけで、次は物語と演出についてじゃ(笑)。 二枚目俳優・草刈正雄(本人役)の真の姿は某国の情報部員。 コードナンバー0093。 ちなみに93は「草」。「刈」がどこに行ったかは謎だ。 某国最高機密のDVDが日本へ持ち込まれた。 内容は、見た者を洗脳する信号映像。 新たにTV局を開局するIT会社社長がディスクを入手したのだ。 悪が世界を支配するのか? それとも草刈正雄が世界平和を守りとおすのか? はい、本作の裏テーマは<IT企業のテレビ支配>でした。丹羽PはBS-i所属、その親会社はTBS、といえば… 丹羽氏「会社の名前、本当は“バクテン”にしたかったんだよ」 ああーっ、IT社長・三輪嘉門(嶋田久作さん)の衣装と顔が三○谷に見えて仕方ない(本当ですよ)! がんばれ0093! 我らがホークスも今年楽・(笑)に負け越しました、三輪をコテンパンにしちゃってくれ(笑)。真面目に書くと、「今の日本は腐りきっている」と断言する三輪に向かって草刈正雄が「そんなの本当か、国民に聞いたのか?」と問う場面、現実の一部IT企業にみられる傲慢な世間理解を、痛快に糾弾してくれてます。 製作裏話を読むと、本作は丹羽氏の発案からわずか1か月で撮影入りしたやっつけ映画だそうです。たしかに作りが粗く、六本木公開といえどもヒルズTOHOの水準に合わず、泣く泣くシネマートでの単館上映となったに違いありません(妄想)。 しかし、本作はタダモノじゃなかった。やっつけ仕事感を、むしろ笑いのネタに昇華させています。ドライブ場面の背景(青シートの合成ね)が炎をたて、陳腐なCGは人間を吹き飛ばし、はたまたエキストラに交通費自腹切らせたことや「同情出演」(友情出演ではない)者一覧をクレジットで告白したり、これがあの「恋する日曜日」の丹羽P作品かと思うと、インド人もビックリです(←インド人もよく使うギャグ)。ただ、一歩間違えば陳腐になるだけのところ、大爆笑のネタにもってゆくあたりは篠崎誠監督・加藤淳也脚本担当のセンスの賜物でしょう。 (注) 笑う予定はなかったはず(笑)の黒川親衛隊共共、劇場は爆笑でした。 僕だけが変人だから…と思ってこれ読んでるみなさんへ。 悪いことは言いません。「0093」、ぜひ映画館へ。 映像について、本作で初採用のエフェクトがあったので賞賛いたします。 その名は…「自力スローモーション」。 多くは語りません(笑)、普段使わない筋肉や精神を酷使する演技だそうです。草刈正雄さんや黒川芽衣さんの役者魂が一番窺える場面。ちなみに篠崎監督、次は「自力逆回転映像」で映像革命起こすらしいぞ。 ドC級映画なのに、脇役が非常に魅力的なのも本作の特徴です。 実名出演の水野晴郎さん(お約束のあの言葉も堪能可)、情報部赤坂十三丁目(どこだよ)支部長の森田正光さん(天気予報あり)、そして性別偽装までして出演してくれたIT企業のキャンペーンガール役・ユカリ(何者かは館で…)。あと、草刈正雄さんは実娘・麻有さんとの共演を嫌がっているらしく、本作は貴重な父娘の記録となりそうです。 そういうわけで、何を差し置いても笑いまくれる「女王陛下の草刈正雄」。 この週末の超おススメです。 あ、草刈正雄さんのこと書いてないや。一番笑えます。 「主演の評価が7文字かよ!」
- tjc********
5.0点
遂に観ました!やっと、今更・・・。 私は、世間のブームからいつも遅れている・・・。 折角なので、レビューするとしますか。 ・・・さて、何を書こうかな。 この映画、おバカらしくおバカ~に書こうか、 それとも、いつものように真面目~に書こうか・・。 しばらく考え込む私。 うーん・・・・。 いや、普通に感動しましたよ。 まず、だって正雄さん、普通にかっこいいでしょう(笑) 実の娘さんが本作で映画デビューだなんて、なんかいい話じゃないですか。 芸能界へ入ろうとする娘を、必死でやめさせようとする正雄さん。 うん、普通にチチオヤらしくて素敵です。 この映画、『二枚目俳優草刈正雄』をこの路線で起用させてる時点で、もう大当たり確定です! ある意味、反則ですよ~! 自作自演のストップモーションに、家族揃ってゲラゲラ笑わせてもらいました~。 今更ながら、今ゆみち家では、このストップモーションが流行っています。 母:『ぅうぉ~い。ぐぉは~ん~ゆぉ~~。』『ふぁ~ぃや~くぅすぃ~なすぁ~~~い!!』 コドモ達:『ふぁ~~~い。むぁむぁ~ぁ~~』 ・・・ばか家族。 隣では、真面目なダンナがイライラしてる。 まぁまぁ、パパ。くぅいぬぃすぃないどぇ~~。 ・・それでも、ダンナは笑ってくれない。 この価値観の違いは一生埋まらないのか・・・? そして、パパは単身赴任先へ戻っていく。 ・・・・『いっっっっとぇくぃむぁ~~~っす』 お付き合い、ありがとう。 甘甘でオール5!!!
- gar********
4.0点
元祖イケメン俳優・草刈正雄は、実は女王陛下のスパイだった!その彼が悪の陰謀をくじく(?)お笑いスパイ映画。 私は、めったにこの手の映画を見ません。しかし、たまたまツタヤでDVDを見かけたのですが、明らかに007を意識したタイトルとボンドのように大真面目で銃を構える草刈正雄さんのジャケットにインスピレーションを受けて、思わずレンタルしてしまいました。そして、始まりから終わりまで笑いと涙がとまりませんでした。この作品、何とも人を食ったギャグの数々が本当におもしろい! ここまで徹底的にやられてしまうと、もはやケチをつける気がなくなります。ここまでおバカなことをやる製作陣、特に主演の草刈正雄さんの潔さに感服しました。 そしてあの主題歌…往年のウルトラマン、仮面ライダーを足して二で割り、何ともいえないノー天気さをふんだんに取り込んだような歌詞とメロディーが何とも言えません。 「ゼ~ロ ゼ~ロ キュ~サン!」にも拍手!
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。