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歩いても 歩いても (2007)

STILL WALKING

監督
是枝裕和
  • みたいムービー 1,652
  • みたログ 2,919

4.04 / 評価:1,111件

笑ってるうちに、じんわり涙が・・・

  • totoro8ha さん
  • 2008年8月11日 17時18分
  • 閲覧数 1129
  • 役立ち度 49
    • 総合評価
    • ★★★★★

どことなくぎこちなかったり、
家族だから言えるとげのある会話だったり、
こんなこと、あるよねーと、クスッと笑える皮肉っぽい場面がたくさんありました。

良多(阿部寛)は15年前に亡くなった兄の命日のため、
妻(夏川結衣)と子供を連れ、久しぶりに帰郷。

父(原田芳雄)とはおりあいが悪く、失業中であることは隠したまま・・・

母(樹木希林)と姉(YOU)の台所で料理をしながらの会話は
本当の親子のように自然でした。
用意されていく料理も美味しそう!

威厳を保ちたいが保ちきれない父、
ちょっと毒のある母
引け目を感じている良多
家族のクッション役のひょうひょうとした姉
微妙な立場の嫁や婿

それぞれ、家庭を持つとどうしても疎遠になってしまい、

久し振りに会った時の会話はどことなくギクシャク
そういう雰囲気がよく出ていて面白味がありました。

再婚である嫁にとげのあることを言ってしまって、
その後の微妙な間・・・
慌てて取り繕うみんなの会話とか、笑えます。

1人、部屋で疲れたーという顔のお嫁さんを見て、
嫁いだ頃の自分を思い出しました。

久し振りに会った家族の微妙な会話を楽しむというもので、
特に凄い事件はおきません。

皮肉な会話に笑っているうちに、じんわり、じんわり
涙が流れて、家族とは・・・と考えました。

「いつも、ちょっとだけ間にあわないんだよなー。」という
良多の言葉が印象に残りました。

夫婦だって、最初は他人
息子や娘が結婚して、嫁や婿が家族として増え、孫ができ・・・

疎遠になっても、
それぞれの家族が又、新しい家族として家族らしくなっていく・・・
そういうのもいいもんだと思いました。


今、嫁いで東京に行っている私の娘がお盆休みで帰ってきています。
別れるとき、いつも私は無口になって、
気の利いたことが言えません。

話すと涙がでそうになるから・・・

ギクシャクの中には思いがいっぱい詰まってる。
そう思うから、この映画、なんかわかるー!と
涙が流れてしまいました。

ゴンチチのギター音楽がとても合っていて良かったです。

やっと、私の通う映画館にもやって来て観る事ができました。
全国一斉でなくて、待ち遠しかったです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
  • 切ない
  • コミカル
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