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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)
2008年3月15日公開

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)

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5.0

共産主義者には

「無知な労働者を搾取から解放してやる」という上から目線が根本にあるから 人の意見を聞かない。聞かないどころか意見を言う人間を抹殺しようとする。抹殺に成功した人間が権力を握るから怖い。カンボジア大虐殺は知識人の虐殺から始まり何も悪くない市民まで訳のわからない理由で毎日処刑された。総括できてないという訳のわからない理由で殺した連合赤軍事件とまるで同じ。自分で顔を殴らされ気が狂った状態で死んだ遠山美枝子は自分のとった行動をどんなに後悔し呪ったことだろうか。崇高な目的を持った人達と一緒に行動しようと思って身を投じたところは小心で権力欲のかたまり森と口だけは達者だが嫉妬心のかたまり永田の支配する身の毛もよだつ殺人集団だった。 この映画が評価できるのは反体制の若松監督が連合赤軍事件の責任は政府や世の中にもあるみたいなことを言ってないこと。メッセージが感じられないという意見もあるけどこういう映画は事実だけにしぼったほうがいい。その意味で山荘に立てこもった少年が「私達には勇気がなかったんだ」と叫ぶシーンはいらなかった。浅間山荘のシーンさえなければ時間のもう少し短いスッキリした映画に仕上がったと思う。

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