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ペルセポリス
2007年12月22日公開

ペルセポリス

PERSEPOLIS

952007年12月22日公開

mya********

3.0

ネタバレ昔はもっと自由だったんだ…

私がイランという国の名前を意識したのは【イラン・イラク戦争】の頃でしょうか。 ただ、私はその頃まだ幼かったため『随分長く戦争してるんだなぁ~』という感覚しかありませんでした。 その後のイランという国は日本人には理解しがたいというか『中東って不思議だな~。束縛が一杯あるんだな~。』という感じ。 漏れ聞くわずかな情報では石油が採れるとか、女性は外出時は肌の露出は出来ず髪の毛も隠さなければならないとか、男女2人で並んで歩けないとか、その程度。 昔から宗教的にそういった戒律のあった国なのかと思っていましたが、本作品中でマルジの父親が『お父さんが若い頃は手をつないで歩けたよ』というセリフがあったり、映画の途中から女性たちが布を被るようになったりしていたので、『あ、昔からあんなに色んな決まりがあったわけではないんだ…』と、今更ながら気づきました。 映画の内容はマルジという少女の成長を描いたものです。 彼女は戦争の影響などで一時は外国で生活しますが、度重なる失恋などで精神のバランスを崩し、故郷に戻る決心をします。 故郷に戻っても抜け殻のような生活をする中、あることがキッカケで立ち直り…。 彼女が戦争に翻弄され、また人間関係で翻弄されつつも、両親やしっかり者の祖母などに支えられて大きく成長していく姿は勇気づけられるものがあります。

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