2007年11月10日公開

コンナオトナノオンナノコ

772007年11月10日公開
コンナオトナノオンナノコ
3.1

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(10件)


  • mka********

    4.0

    20代の終わり、幸せって何スカ?

    29歳の女性二人。 対照的な人生を送る2人の転機を描く。 監督は冨永昌敬。 原作は安彦麻里絵の同名コミック。 キャリアウーマンとして、気ままな独身生活を送るチアキ(エリカ)。 雑誌の取材で今は専業主婦をやっている、元同僚のマサミ(桃生亜希子)の家に取材に訪れる。 マサミの幸福な家庭生活を見て、チアキの何かが変わる(壊れる)。 合コン、そして失踪・・・ 一方のマサミ。 社会で活躍するチアキと、“良き”親に成り切れない自分との葛藤に苦しむ。 そして夫数彦との1年のセックスレス。 取材をきっかけに編集社に復帰したマサミは、充実感を取り戻していくのだが・・・ 「幸せって何スカ?」。 パッケージの文句に引かれて鑑賞。 20代後半と、自分と年齢も近い2人の女性の話という事で、凄く身近な気分で観ることができました。 漫画原作という事で、所所えっ!て思う部分もありましたが、淡々と流れていく日常の中での心境の変化を、ウェットにする事無く単調過ぎる事も無く描いています。 だから登場人物それぞれに、自然と感情移入できます。 その後、チアキは失踪先の牧場まで訪ねてきた元彼の淳一と元サヤに収まる。 一方のマサミは、チアキの下宿で仕事をしつつ気分は少しずつ独身時代へと戻っていく。 そんな中でマサミの娘風花が幼稚園から抜け出し行方不明に・・・ 風花を巡り、溝を深めてしまうマサミと夫数彦。 最後にチアキの下宿で風花を見つけた二人はタクシーに乗り、いつかの風花が生まれた日に思いを馳せる。 この後エンディング。 マサミの4年前の出産シーンと、チアキの双子の出産シーン(現在)がクロスで展開します。 その中でマサミと数彦が別れている事(別居?離婚)が示唆される。 エンディングで全体の印象が変わりました。 マサミは別れてしまうのですね。 タクシーのシーンは、二人の距離がもう一度縮まったのかと思ったのですが逆に失われたものを暗示していたと思います。 マサミは職場復帰した後に、チアキの服を勝手に着たりしています。 それは彼女の抱えるストレスが、本当に大きかったという事を表しているのでしょう。 納得してこういう形になる事は、それはそれでいいのかなと思います。 でも風花ちゃんの事は、ちょっと心配になりました。 時代と共に、子供や家族を取り巻く環境というのは変化しています。 昔は大家族、ちょっと前は核家族、これからは一人暮らしが最大の生活世帯になるとか。 そういう意味では、将来的には家族という単位すら無くなるか、珍しいものになっていくのかもしれません。 しかしまた、20代では結婚願望の復活という話もあります。 一体どちらになるのでしょうか? この作品を見て、何だかそんな事を考えました。 男性監督が、女性二人に訪れた転機を描いた作品。 落ち着いた心理描写で、じっくり考える作品でした。

  • ********

    2.0

    何かに触れる

    2007年。冨永昌敬監督。30歳直前の女性の不安をテーマに、一人は出版社に勤める編集者の独身女性、一人は元同僚の専業主婦、それぞれの女性の生きにくさを描いています。 以上。物語でも映像でもふとした瞬間の役者の表情でも自然の美しさでも、いい映画を見たときに感じる「何かに触れる」ということがなかった。残念。

  • hsm********

    3.0

    ネタバレ幸せの価値観

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • yok********

    3.0

    コンナオトナノ・・・

    独身のまま働き続けるチアキ、仕事をやめて専業主婦におさまったマサミが それぞれの境遇にもやもやしながら前に進もうとするお話。 淡々としたモノローグで語られるうざったいしがらみや、やり場のない憂鬱。 ポップでコミカルに仕立てられた演出はメリハリがあって面白い。 その軽さこそがこの映画のセンスであり、面白みなんでしょうね~。 でもど真ん中同世代としては楽しみつつも、一方でやっぱり軽快さと引き替 えにリアルな温度感を失ってることが残念に感じました。 だって二人とも素敵な女優さんで透明感バツグンすぎる・・・・。 このお年頃のオトナのオンナノコの抱えるものはきっともっと生暖かくて、 めんどくさくて、ややこしくて、粘っこい。はず。 もうちょい温度&質感が残ってても良かったかな~と。 な~んてぶつくさ考えながら乗ってたバス。バス停一つ乗り過ごす私。 『あ~情けない』 コンナオトナノヒトリゴト。 バスを降りたら強風大雨。傘の無い私。 『・・・・』 コンナオトナノオンナノコ………。

  • いやよセブン

    3.0

    最初は快調、でも尻すぼみ

    アラサーの女性二人、同じ職場で知り合った友だち同士、一人は結婚で退職、今では子供がいる。 もう一人は独身で仕事をしているが、母親から結婚はまだか、とうるさくてしょうがない。 お互いにいいところばかりが目に付き、うらやましくてしょうがない。 でも、実は二人とも現実はストレスがたまり、爆発寸前なのだ。 最初は面白く観ていたのだが、だんだんとテンポがゆるくなり、グダグダになって終わる。 いいところは、あっさりと77分で打ち切ってくれたところ。

  • hit********

    5.0

    三十路の独身がみて想うこと・・

    私は20代半ばにちらっと結婚願望がありました。 しかし30歳をこえて突然しごとが楽しくなり、 男にちやほやされ続ける(しごとで)快感はやっぱり捨てられません。 こうゆうチヤホヤって妊娠してしまったらもうありえないことだし、 18歳のときからずっとそうゆう生き方をしてきたので、 もし子供ができたら・・・ 今、すごくこわいです。この作品とは関係なかったか・・ あ、すいません。 それでこの作品は、あったかいなぞなきもちにさせてくれるから好きです。 たまたま漫画喫茶においてあったのでみましたが。。。 意外によかった。^ー^。 脇役の男性もよかったし、女性たちも普通っぽくてよかったです。 作品とは関係ないけど、でもやっぱり子供はあんまりほしくないなぁ。。。。 せめて独身でいて旦那にチヤホヤ大切にされて生きて生きたい。 もちろん世の中の男みんなから注目されていたい。 いまの自分はそうゆう仕事してるからなおさら子供はいらない。。。 そう思う、。。。。 あ、音楽もいいでうねこれ。^^ あと、おしっこのシーンにつっこみしたくなった。。。。 おいおいおいおいおいなげーよ!!!! そんなでるかよ!!!! 笑いもたまにあっていいっすね!ほのぼの!!

  • sav********

    4.0

    決して、万人受けする作品ではありません

    イチ女性の私生活をフタリ分、 覗き見ているような気分にさせられた。 だって、本当にアリキタリな 風景が、とつとつと描かれるのです。 中には、「どこからどう見ても フィクションでしょう」、と言う人も いるに違いありません。でも、身近に 現実に、いるのだから仕方がない。 作風が、私は好き。 妙に、形式ばったナレーションが ありますが、それも結構、好き。 典型的なミニシアター作品 (ストライクゾーンがメチャクチャ狭い) ですが、ゾーンに思いっきり嵌りましたね。

  • kus********

    5.0

    ネタバレなかなかいいです。

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mau********

    4.0

    身近なストーリー

    同年代なだけに、考えさせられました。 リアルで自然な空気に感情移入してしまう。 主人公2人の交換しない交換日記を読んでいるような映画でした。

  • yos********

    4.0

    オトコガエガクオンナノホンネ

    サービスデーに一番観たかったのはこれです。『パビリオン山椒魚』を観てから、気になっていた冨永昌敬監督作品。原作(マンガ)があるようですが、存在も知りませんでした。ってなわけで、純粋に監督追っかけです。と言いつつ、桃生亜希子が気になってたりもするのですが(苦笑)。 原作の方は「女心モロ出しどすこい系」(作者談・パンフより)とのこと。チラ見して思ったのは、結構ブッちゃけちゃた話だなぁということです。が、映画の方はとても内省的なものに仕上がっております。主人公の二人の女性、チアキ(エリカ)とマサミ(桃生)の独白により、物語は進んでいきます。淡々とした、感情のこもらないナレーションは逆に、二人の置かれた状況の深刻さを際だたせます。 結婚か仕事かの二者択一。女性の場合、人生においてこの選択を迫られる場面がある。チアキとマサミはそれぞれの選択をし、それぞれが新たな人生の分岐点に立たされる。この物語のラストで辿り着く結論は通過点にすぎないのだろう。物語のエンディング以降も人生は続くのだから・・・。 「女性の場合」という限定で書きましたが、「そんなに強く女の子の映画を撮ったって意識はない」(監督談・パンフより)そうです。まぁ、人生の分岐点に仕事、結婚があるのは男性だって同じだし、子供が出来たらとか男だって考えるよな。 女性の本音を描いている点では、『ストロベリーショートケイクス』と同じ。雰囲気も似てますね。あれがよかったと思う方には、オススメだと思います。そういえば、どちらも男性監督ですね。 池袋・シネマロサの単館上映ですが、ロケ地もシネマロサだったりします。ちょっと不思議な感じです。

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