あらすじ・解説
文化交流のため、イスラエルにやって来たエジプトのアレキサンドリア警察音楽隊のメンバー8人。しかし、空港には迎えもなく、団長（サッソン・ガーベイ）は自力で目的地を目指すが、なぜか別の街に到着してしまう。途方に暮れる彼らを、カフェの店主ディナ（ロニ・エルカベッツ）がホームステイさせてくれることになり……。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(151件)
nao********5.0点
異国の人同士、片言の英語を使いながらのコミュニケーション、間合いの絶妙さが、とてもツボな映画でした。時々クスッと笑えて、切なさもあり、シュチュエーションは地味だけど、気持ちもジワジワ伝わってきて、気持ちほっこりしました。
- myn********
3.0点
読めない字の国やのに、どこもやることは同じ。 分かる。 面白かった。 日本人の慌ただしい毎日は間違ってるのかもしれない。
- joz********
5.0点
イスラエル/アメリカ/フランスの合作映画。 むちゃくちゃ面白いです。 しかし、その面白さは日本人好みの面白さです。 エジプトの警察音楽隊が、イスラエルで迷子になる設定のコメディーです。 エジプトとイスラエルといえば長年の宿敵でした。 サダトによって和平が成立したとはいえ、双方の国民感情は未だにビミョーなのは当然です。 そんなビミョーなテーマを、コメディーに包み込んで、実に巧妙に処理しています。 要するに、市民レベルでは双方に違いがなく、友人になれるんだよというメッセージを伝えたい。 これは簡単ではない。 声高に叫ぶなど論外。 笑いに包むといっても、大笑いじゃ台無し。 クスッと笑えて、しかも笑った後で考えさせる。 これは相当な手練れじゃないと成功させられない。 ・・・・・・・ エジプトも製作に参加していると確信していたのですが、参加していない。 この辺が中東和平の難しさを感じさせます。
- ft0********
3.0点
大きな盛り上がりも無く、どちらかと言えば地味な映画だが なんだかほっこりとした気持ちにされる。 エジプトの音楽隊の制服が爽やかで良い。 エジプトはアラビア語なんですね。 お隣のイスラエルとは何度も紛争が起こっていて 音楽隊が訪問するなんて考えられないシチュエーションなんでしょうね。 だからでしょうか、初めはなんだかお互いに距離を感じるんです。 でも、個々の人達はとても良い人達。 一緒にいれば自然と相手の事を思いやるようになる。 スケート場でのシーンは良かったし 団長とディナの二人のシーンも良い。 たった一晩で人と人はこんなにも仲良くなれる。 なのに何で国と国になると争いごとばかりなのか。 日本人には分からない深い部分で絡まっているものがあるんだろうね。 どうでもいい事だが、イスラエルもリンゴは皮を剥いて食べるのだね。 しかも皮の剥き方が、、、あれじゃ実が半分になってしまう、、、
- ats********
4.0点
★５つにするか迷ったけど、ちょっとエンターテインメント性が足りないので★４つ。 でもこの映画のテーマである、音楽とか映画を通した共感って、国境、人種、宗教を超えるものがあるってこと、本当にその通りだと思う。 ２年位前かな、ほとんど言葉が通じないのに、ドイツ人とスターウォーズの話で盛り上がれたり、半年くらい前、フィリピン人とはターミネーター２とかヨーロッパサッカーの話で盛り上がれました。 そして、それを１番うまく表しているのが、カーレド、パピ、女の子３人のシーンだと思います。恋心とかって、おそらく万国共通なんじゃないかと。たくさん映画見ましたが、１０本の指に入る名シーンだと思います。 外国人と話ができるようになりたいと思って英語の勉強をしていますが、東京オリンピックでボランティアでもやろうと思っていました。この映画をみて、その思いを強くしましたし、少しでも心の通うコミュニケーションができればと強く思いました。
スタッフ・キャスト
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