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サウスランド・テイルズ

kak********

1.0

ごちゃ混ぜコメディーで社会風刺だが失敗作

現代のアメリカを危惧して問題定義した作品の様だが いろいろ詰め込み過ぎて分かり難くしているだけの 失敗作である。 物語は、2007年製作の近未来SFと言っても、舞台は 2008年と近すぎて、すでに過去になってしまった。 題材は、テロからドラッグやセックスまで幅広いが、 例えコメディーとして見ても、どこかで観た様な シーンの継ぎ合わせで斬新さは感じられない。 主演は、「スコーピオン・キング」で主演を務めた ザ・ロックことドウェイ・ジョンソン。相手役に TVシリーズ『パフィー~恋する十字架~』の サラ・ミシェル・ゲラー。 そして共演に、「バレット モンク」でチョウ・ユン・ ファと共演したショーン・ウィリアム・スコットだが、 誰一人として、その特徴が活かされていない。 監督は、キーラ・ナイトレイ主演の「ドミノ」の脚本を 担当したリチャド・ケリーが監督兼脚本を務めている。 「ドミノ」もミッキー・ロークを始め豪華な出演者に 恵まれた割に面白くなかったので、どうやら脚本に 主たる原因があるのは間違いないようだ。 唯一、存在感を示していたのは、「北京のふたり」で リチャード・ギアと共演して涙を誘う熱演を披露した バイ・リンである。但し、ここでは彼女の奇怪さの方が 取り上げられて、演技力の見せ場が少なかったのは残念。 結局、最後まで何が言いたいのかハッキリせず、消化不良 ぎみで終了してしまった。これが本当にアメリカを危惧 して作られたのなら、現状は”病んでいる”に違いない。

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