2008年3月15日公開

ノーカントリー

NO COUNTRY FOR OLD MEN

R15+1222008年3月15日公開
ノーカントリー
3.7

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

狩りをしていたルウェリン(ジョシュ・ブローリン)は、死体の山に囲まれた大量のヘロインと200万ドルの大金を発見する。危険なにおいを感じ取りながらも金を持ち去った彼は、謎の殺し屋シガー(ハビエル・バルデム)に追われることになる。事態を察知した保安官ベル(トミー・リー・ジョーンズ)は、2人の行方を追い始めるが……。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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作品レビュー(1,143件)

不気味25.9%恐怖23.4%絶望的17.4%知的5.2%パニック4.7%

  • 山本隆之

    3.0

    ネタバレラストが残念、

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • hik********

    3.0

    信号には要注意。

    殺人鬼アントン・シガー役のハビエル・バルデムは観る者を釘づけにさせる。 あのモサモサのマッシュルームヘアー、能面のような表情、奇妙な会話、あまりにも無機質な行動(たとえ殺人でも)・・・まさしく人間ターミネーターの如き殺人鬼。 オスカー受賞も納得。 ちゃんと信号を守った彼の末路は皮肉としか言いようがない。 本編ですが、なんとなく同じくコーエン兄弟の「ファーゴ」を彷彿とさせました。 保安官、ギャング、追われる男、それぞれの群像劇。なんとなく構図が似ている気がします。 本筋自体は実にシンプルですが、むせるような映像と、音楽がほとんど流れない静かなシーンの連続、しかし大半が惨たらしい暴力シーン。 哲学的で、観念的で、文学的。 新たなテイストのバイオレンス西部劇でした。

  • yos********

    4.0

    これこそ演出の醍醐味

    こういうのを監督(映像作家)の力量と思います。 活劇サービス精神も程よくて、バランスが素晴らしくよくて映画見たぁ・・ という気分が満喫できました。 なかなかお目にかかれない逸品でした。

  • ケンジャミン

    5.0

    諸行無常の理

    シガーさんやばい。出てきて早々にやばい。 保安官が馬に乗ってるようなド田舎にこんな風貌のヤツが現れてしかも平気で人を殺していくんだから恐怖以外の何物でもない。 この俳優さん多分2022のアカデミーでノミネートされてたみたいだけど全然気づかん。本当に俳優の役作りってすごい。すごすぎて覚えられない。多分今後この人が出てる映画を観ても「あっシガーの人だ!」とならないだろう。優れているが故に気づけないというジレンマ(あるある)。 とにかくこの異質な殺し屋アントン・シガーの作り込みがすごすぎていつの間にか実在した事になってるんじゃないかってレベル。 面白いのは今の時代の我々が観ると実在感がすごいのに作中では得体の知れない新種の殺戮生物のように恐れられてるところ。 当時の少なくともテキサスの片田舎では想定すらしてなかったサイコパスな殺人鬼の登場によって何の罪も犯していない親切な古き良き人々に死神の鎌が振り下ろされる。まるでそれまで育まれてきた博愛的な人々の営みを全否定するように。 そしてこの先の事は描かれてはいないが、それこそ声掛け事案だの通り魔だの数多の詐欺手口だのに日々警戒せざるを得ない「シガー以後」の我々には大体想像がつく。おおらかで人懐っこいあの故郷の景色は見る影もない。そうなる事を憂いたベル(トミー・リー・ジョーンズ)の終盤の語りは実に物悲しい。 この作品に限らずコーエン兄弟あるあるなのかもしれないが、映画内で起こった事は寓話的エピソードとして、比喩的に自分の周りの出来事に照らし合わせて考察するのが捗る映画だなと思った。犯罪の多様化(進化)によって社会が個人主義に傾倒してしまうというのもそうだし、もっと広げれば、技術的な進歩や偶発的な変異などによって生まれたこれまでにない大きな力が既存の価値観やルールを変えてしまう事例だとかにも通じる。個人的には数年ほど前、最新AIがプロですら歯が立たないくらい強くなって競技の存続を危惧された将棋界を思い出した。ハイリスクな事も残酷な事も最善だと平気で出来てしまう絶望感に心を折られる。優劣や最善手がAIによってわかってしまう今はそれがわからないからこそ白熱していたドラマチックなあの頃にはもう戻れないと将棋から去っていった方々もいただろう。 ベルのような侘しさは多分誰しもが体感する事があるだろう。あの頃は良かった、と言わずにいられるだろうか。時代は変わってしまうものである。帰属していた場所すら奪われてしまう事もある。だがそれで終わりではない。何かは微かに残っている、繋ぎ留めることのできたものが何かしらあるはずだ。そう信じたい。最後の子供達が、これまた皮肉にもシガーに対してタダでシャツを提供しようとする。さらに次の時代への微かな希望が垣間見えると同時に、分け前をせがむツレに「お前はシャツを着てるだろ」と冷たくあしらう様にまた新しい価値観の片鱗を見てニヤリとする。 AIを使った研究の台頭から若き五冠王が誕生した将棋界もまた俄かに盛り上がっているようだ。花が散ったあとの寂しい大地にはいつかまた新芽の息吹が訪れるものと信じたい。 桜散りゆくこの時節に視聴したのはなかなかいいタイミングだったかもしれないね。

  • kat********

    3.0

    最後が謎

    Netflix でみました。シガーが異常に怖い、でも最後の方は詳細不明で進んでいく。トミーリージョーンズの会話でぶっつり切れる最後はいくらなんでもどうなんだ。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

アカデミー賞第80回

作品賞助演男優賞監督賞脚色賞

ゴールデン・グローブ第65回

助演男優賞脚本賞

NY批評家協会賞第73回

作品賞助演男優賞監督賞脚本賞

基本情報


タイトル
ノーカントリー

原題
NO COUNTRY FOR OLD MEN

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日