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ベティ・ペイジ (2005)

THE NOTORIOUS BETTIE PAGE

監督
メアリー・ハロン
  • みたいムービー 90
  • みたログ 205

3.12 / 評価:50件

意外と地味

  • masponsan さん
  • 2007年12月21日 15時57分
  • 閲覧数 185
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

 裏マリリン・モンローと呼ばれ、一世を風靡したピンナップガールでボンテージクイーンの異名をとったベティ・ペイジの半生を描いた作品。
 性的表現が抑圧されていた50年代アメリカ。ハリウッドスターを夢見た南部の田舎娘ベティ・ペイジ(グレッチェン・モル)は、NYへ出てきて役者修行の傍らモデルの仕事をはじめ、男性誌のグラビアを飾って有名人となるも(モデルの仕事が祟ってか、役者としての評価は低かった)、議会によるポルノ追放キャンペーンを受けて、芸能界から忽然と姿を消すまでの物語。

 自分のやっていることに疑問や罪悪感をおぼえることもなく、女優という夢に向かって、一所懸命に真摯に研鑽しながら、モデルとして来た仕事を坦々とこなしていく、そんな彼女の半生(序盤は悲惨ですが)を映像で再現しているだけで、物語としての盛り上がりに欠け、“ロックスターと同じPOPな輝き”とか“エロッティックでキュート!”というCMの派手さの割に地味な作風の映画でした。

 ベティ・ペイジが好きとか、こういう作風の作品が好きだとか言う人には好いのだろうけど、POPな作品を期待して(基本的にモノクロの作品で時々カラーになりますが、モンクロとカラーを使い分けている理由がさっぱり解りませんでした)見てしまった私には、イマイチだったかなぁと思います(パンフレットは結構POP)。
 音楽をもっと上手く使うとか、聴聞会のところをもっとスリリングに描くとか、もう少し観客を楽しませようとする努力があっても好いのではないかと思いました。
 それに、彼女が人気者だったとか、悪名高いとかいう、彼女を取り巻く巷間の状況が、性的表現が抑圧されているということ以外、あまり伝わってこなかったので、よけいにツマラなかったのだと思います。

 それでも、スクリーンの中の、自分の生きたい道をまっすぐに進もうとするベティの姿は、とても清々しく素敵だと思ったし、神様に全てを捧げた後のよどみなく自信に満ちあふれた表情には、圧倒されます。

 カメラマンのポーラ(リリ・テイラー)がわいせつ写真の処分を命じられ、ベティ達の写真を燃やしながら、とっておく分をこっそりとより分けているとき、お気に入りの見つけた時のうれしそうな顔が印象的、彼女は、あの仕事が本当に好きだったのだろうなぁ、そして誇りを持っていたんだなぁと思わせてくれました。

 元ファンの男に「罪の意識を感じることなんかないヨ...」と言われた時の「アダムとイヴは、罪を犯したから服を着たのよ!」というベティの台詞は、痛快でした。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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